野田立憲代表、臨時国会冒頭に内閣不信任案提出のかまえ、あすの石破会見を前に大連立懸念を否定し「続投意思」揺さぶる意図か、ガソリン税旧暫定税率廃止法案で「野田、神谷宗幣ら党首会談」の絵面も柔軟に対応

[写真]記者会見で答える野田佳彦さん、さきほど午前1時過ぎ、宮崎信行撮影。

 立憲民主党代表の野田佳彦さんはさきほど午前1時から記者会見にのぞみ、内閣不信任決議案を、第218回臨時国会冒頭に衆議院に提出するかまえを見せました。

 第27回参議院議員通常選挙の開票は、この時間になっても、自公が過半数を割るかどうか分からない状況。その一方、いつもの通り開票日翌日の午後2時から平河記者クラブが主催し自民党報道局長が司会をする総裁記者会見に関して、SNS拡散されています。野田さんはやや引きずられたか、その会見で石破茂首相が続投を表明し、来月1日が期限とされるトランプ関税交渉までの対応を見極めて、8月の第218回臨時国会冒頭に内閣不信任決議案を提出するかまえを見せました。「自公立大連立観測」を打ち消したいねらいもありそうです。

 野田さんは先の通常国会で廃案となった「ガソリン税暫定税率廃止法案」(217衆法53号)を、「10月1日施行」と書き直して、臨時国会冒頭にも再提出したいかまえを見せました。先の国会では、自民党公明党ではない全野党が賛同しています。この後、かりに自公と政治団体「チームみらい」以外が過半数を占めれば、可決・成立します。

 この両方を、あすの記者会見前にちらつかせつつ、党内外の「大連立懸念」を払拭するねらいがあるとみられます。この際、全野党党首会談を開いて、野田さんと神谷宗幣・参政党代表らが並ぶシーンもあり得るとの問いにも否定しませんでした。「モラリスト」などともされる同党支持層にも近い知的インフルエンサーらが参政党を「ナチス」「ヒトラー」「差別主義者」「ハッシュタグ差別に投票しない」などと批判する動きから、最終盤に参政党が勢いを失い、自民党が巻き返す力に一部の一人区で働いたとみられます。私はこれまで神谷さんの演説で良くないとと思ったのは「生活保護を受けている外国人は帰国していただきましょう」との発言。プロセスがあるだろうと感じました。が、仮に神谷さんに言っても、そこまで深くは考えていないんです。

 「神谷アレルギー」という新しい要素も加わって、衆参与野党は大きく漂流していくことになりそうです。

 記者会見で野田さんは「国民民主党と参政党の躍進に比べれば、地味な前進」としつつも「ガソリン税暫定税率の廃止を早く実現をしていく」を冒頭から頭出ししました。野田さんは「10月1日から廃止で、成功体験を持ちたい」と語りました。この発言通りならば、この後夜が明けた頃に自公の過半数割れが確定しても、大連立は全くなく、野田さんは「臨機応変に動くのか、落ち着いて次の準備をするのか、見極める」と語りました。

 万が一、第51回衆院選となれば、9月前半の投開票が予想されます。その前に自民党総裁選があれば、国会法で臨時国会召集期限ギリギリの8月下旬より前と考えられます。

 以上です。

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