[法律の執行状況]特定秘密保護法成立10年で初の逮捕者は「退職した上司の講演のためのブリーフをした海上自衛隊1佐」で、辞職したためか不起訴に

[写真]海上自衛隊護衛艦「しらね」で取材する筆者・宮崎信行。

 10年前の冬、左翼ではない国民が国会議事堂を十重二十重に取り囲んで抵抗した特定秘密保護法第185回臨時国会終幕 特定秘密保護法が成立、ニコニコ国会生中継20万人突破 – ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記)で、初めての逮捕者が出ましたが、検察は不起訴とするとの判断を決めました。

 防衛省自衛隊の発表ではきょねん2022年末に、海自1等海佐が、かつて上司であった元艦隊司令官が講演にのぞむにあたり、自衛隊保有する情勢のブリーフィングをしたため、特定秘密保護法自衛隊法の違反するとして逮捕・起訴されました。

 検察は「不起訴だ」と決めました。1佐が辞職したことも考慮したものとみられます。

 特定秘密保護法による適性検査を受けた公務員・出入り業者の逮捕はこれが初めてでした。

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