「第1回失われた10年国対ヒアリング」で「子ども手当」「高校無償化」を厚労・文科省からあす国対ヒアリング

[写真]長妻昭政調会長安住淳国対委員長ら、先月2023年1月17日、宮崎信行撮影。

 立憲民主党公式ウェブサイトを更新し、あす午後5時10分から「第1回 立憲民主党「失われた10年政策検証プロジェクトチーム」国対ヒアリング」を開催すると公表しました。

 令和5年度予算案の基本的質疑3日間で、岸田文雄首相が児童手当所得制限をめぐり、2011年から2012年にかけての民主党政権子ども手当に所得制限をつけるよう野党・自民党が迫ったことに「反省する」といった答弁が出て、13年越しの逆襲をネットウヨも含めた世論が受け止めていることで一気呵成に予算案審議を進めたいものとみられます。

 自民党命名した「バラマキ4k」は、子ども手当・高校授業料無償化・個別所得補償・高速道路無料化の4つ。このうち高校授業料無償化は紆余曲折ののち、現在は公私立・所得に関係なく就学助成金がもらえるかっこうになっています。制度のバグで、埼玉・兵庫などに住む15歳が、東京・大阪の私立高校に進学した場合はもらえないかたちですが、現行制度について文部科学省からの説明ももらうことで立体的にやりたいものとみられます。高速道路無料化は、今後も議題にならないと考えられます。

 安住淳国対委員長政権交代直後に小沢一郎幹事長によって安全保障委員長に留め置かれましたが、2011年には国対委員長、2012年は財務大臣として主流にいました。

 同日は午後5時散会予定で、衆議院予算委員会一般的質疑1日目。この後、午後5時から、議員会館で、泉健太代表と長妻昭政調会長は「次の内閣NC」に臨む予定。与党が今週予算関連9法案の事前審査を終えたことから、来週に政府の閣議決定に前後した前裁きの議論が始まります。

 長妻さんは、政権交代後に先輩より先に「ミスター年金王子」厚生労働大臣として目玉閣僚になりましたが、1年後の組閣で主流から外れました。しかし2012年の3党合意で実務者になったことで表舞台に復帰して現在にいたります。長妻さんも当事者となります。

 同じ時間帯にNCと国対ヒアリングが開かれますが、泉代表・岡田克也幹事長が要石となっており、軋轢は生じていません。また、安住国対は、NHKテレビ朝日関西テレビ・フジテレビ出身の4テレビ記者がヒアリングを主導する格好となり、陪席すれども質問せずでリードしています。但し、現在も続く、立憲・共産・社民3党合同野党ヒアリングは「統一教会問題」で打ち止めになる公算が高くなりつつあります。

 以上です。

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