【自民涙目】岸田「連合5%の賃上げ応援」も、エコノミスト17名全員が「3%未満予想」、自民・日銀構造的に追い込まれる可能性も

[写真]参院選序盤に、「2・5%の賃上げ」ととれる発言をした岸田首相、この後の外遊後の参院選後半の演説では鳴りを潜めて、自民単独過半数を獲得した、きょねん6月、宮崎信行撮影。

 私、早稲田大学同窓生合計4名から「年少の40代半ばの家族親戚が亡くなりましたので喪中です」というはがきが来て、心底怒ってます。見栄だけはって余裕のない生活を営み続けたから、女性を中心とした年少の40代半ばに経済的皺寄せがいって亡くなったのでしょう。恥を知れ。

 岸田文雄首相・自民党総裁は、年頭の各種行事で「今年の春闘について、連合は5%程度の賃上げを求められておられます。是非、インフレ率を超える賃上げが実現できるよう、お願いし、政府としてもその取組を後押ししてまいりたいと考えております」との口上を繰り返しています。

 しかし、きょねん中に発行された「週刊東洋経済」で17名のエコノミストが2023年経済を予想した中で、「3%超」を予想した人がおらず、5月の広島サミットから6月のボーナス期以降に、自民党・日銀が窮地に立つ可能性もでてきました。

 「週刊東洋経済12月24日・31日号」では「2023年日本経済こう読む」と題して、17名の有名エコノミストの予想。各々別々に取材に応じてもらった形式と思われます。

 17名中予想しなかったのは一人だけ。スガ前首相の最大のブレーンで岸田首相の下でも内閣官房参与を続投する人物が「賃上げ率に注目集まる」と逃げました。民主党政権下で多数野党・自公の反対で日銀審議委員を逃した人が「輸出企業を中心に定期昇給込みで3・5%弱の賃上げもありうる」と語りました。ただし、平均値の話ではないのかもしれません。

 他の15人は全員が3%未満との回答をしました。「2・7%」近辺という答えが中心・平均でした。

 では、岸田さんの言う「インフレ率」の基準はどこかというと、筆者としてはきょねん6月の参院選ごろの数字を基準にすべきだと思います。きょねん6月(発表は参院選後)で総合2・4%増となっています。

 エコノミスト全員が3%未満を予想したのは、経済というよりも構造的問題を知っているからだと考えられます。経団連首脳にみられる、所有と経営の分離、新卒採用終身雇用、解雇法制の硬直性からして、構造的な賃上げは3%未満だという予想で一致したと考えられます。

 6月のボーナス期から夏にかけて、自民党や日銀が構造的な批判に耐えられない世論になることも予想されます。

このエントリーの本文記事は以上です。
国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読くださり、ご寄付をお願いします。 
このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
衆議院インターネット審議中継(衆議院TV)
参議院インターネット審議中継
国会会議録検索システム(国立国会図書館ウェブサイト)
衆議院議案(衆議院ウェブサイト
今国会情報(参議院ウェブサイト)
インターネット版官報
Ⓒ2022年-2023年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


アーカイブ

ページ上部へ戻る