●警察法改正案は「サイバー警察局」で関東管区警察局に「捜査隊」
後述する与党議員の質問で「警察法改正案」(208閣法 号=未提出)の先取り質問が出て、国家公安委員長は「サイバー警察局」を置き、関東管区警察局にサイバー警察特別警察隊を置く、と答弁しました。当ニュースサイトは7カ月前に報道し、それと比べると「サイバー局」ではなく「サイバー警察局」、「警察庁」ではなく「関東管区警察局」で調整されているようです。
●経済安全保障法案から防衛省関連産業は除外か
後述する与党議員の質問で「経済安全保障法案」(208閣法 号=未提出)の先取り質問が出て、防衛産業の撤退が相次いでいることについて問われ、首相と担当相はともに「防衛産業の生産基盤は新たな国家安全保障戦略で位置づける」と語り、2週後に閣議決定する法案からは先送りされることをほのめかしました。
ところで、昨夜、前回の第25回参議院議員通常選挙で初当選した河井案里元議員が「さようなら」と親類に連絡し110番。駆け付けた警察官が保護し一命をとりとめたことが、警視庁渋谷警察署のマスコミ取材対応で分かりました。
【参議院本会議 きょう令和4年2022年1月21日(金)】
公明党の山口那津男さんは「3回目ワクチン接種前倒しは自治体の希望するワクチン量を確実に供給すべきだ」とし、岸田文雄首相(自民党総裁)は「余力のある自治体は前倒しを進めるし県にも大規模接種も求める」と答弁しました。
山口さんは「公明党はネットワーク政党として、各地の離島の現地調査をまとめて離島振興ビジョンをつくった」とし「離島振興法は3月で期限が切れるので、延長を含めて新たな振興策を加えて、法改正すべきだ」としました。山口さんは農産品、離島留学、遠隔医療、リモートオフィス、クリーンエネルギーの動きなどを紹介しました。首相は「離島は多様な文化を受け継いでおり、魅力的な地域資源を磨き上げている」としつつも「各党の議論に基づき施策に取り組む」とし、議員立法主導の構図を求めました。衆議院では野党・立憲民主党の小川淳也政調会長が、離島航路の補助にとどまらない振興策を求めました。公明党は長年遠山清彦元議員が主導してきたので、人材不足かもしれません。
国民民主党の舟山康江さんは、山形県区(1人区)で改選を迎えます。自民党は選対委員長の所属県連ですが公募ではなく新しい候補者を擁立することにしていますが、大沼さんではない人のようです。舟山さんは質問で「新しい資本主義で、金融所得課税の税率引き上げと所得税との総合課税が見送られた」と指摘。首相は「令和4年度与党税制改正大綱から見送られ、与党で議論されると思う」と述べました。
日本維新の会の浅田均さんは大阪府区(改選4)で選挙になりますが、細かいことは分からないですが、複数擁立ですから浅田さん個人が絶対とはいえないでしょう。浅田さんは質問で「国会同意人事は、議運委の所信聴取だけでなく、公聴会を開くべきだ」と提案。「22兆円の未執行があった」とし予算委員会で追及したい思惑を見せました。
日本共産党の小池晃さんは「連合の調査によると、パワハラに関する就労規則の説明を聞いたことがないとする人が40%いる。そして、パワハラを受けたことがあるとする人が32%いる」とし、ILO190号条約を批准して日本で国内実施法をつくるべきだと促しました。首相は「ILO190号条約「2019年の暴力及びハラスメント条約」について「趣旨としては賛同だ」としました。が、条約が「仕事の世界における暴力」を規定していることを念頭に首相は「批准については、国内の法制との整合性からなお保留している」とし、条約が「仕事の世界の暴力」すべてを規制しているのに対し、国内法に労働者以外のセクハラ・パワハラを禁止したり解決手段を設けたりする法制がないことから、条約批准と国内実施法は難しいと示唆し、現行の改正法施行を優先することを強調しました。
社民党党首の福島瑞穂さんは夏の全国比例で「ずんずん福島みずほ」という全国遊説を実施し、「社民党か福島みずほと書いて」と演説するのではないかと推測します。福島さんは「バイデン大統領との電話会談の冒頭で日米地位協定を改定するように言ってください」と促しました。
自民党の宇都隆史さんは茂木派で、今夏全国比例で改選を迎えますが、6年前の結果を見ると、まったく盤石とはいえない情勢。宇都さんは上述の通り、機関銃など防衛産業の撤退と経済安全保障法案の関係、警察庁サイバー警察局について質問。これに関連して首相は、「海外SNSアプリ」と名指しを避けつつ「政府職員の使用は統一基準で運用しており、要機密情報を取り扱うことはない」と答弁しました。
【参議院国家基本政策委員会 同日】
上田清司委員長就任のあいさつがありました。補選で当選した上田さんはわずか2年半で、この夏に選挙となります。6増0減法で埼玉県区は改選定数4となります。上田さんはかつて衆議院の埼玉6区から出ていましたので、枝野幸男さんの「5区」とは隣合わせですが2人が仲が良いという話は聞かず、「上田新党」もささやかれました。直近の議員要覧を見ると、上田議員の政策担当秘書は、枝野さんが初当選した日本新党の職員だった元横浜市議の男性、公設第一秘書は、枝野さんの選挙ボランティアで九州出身ながらさいたま市議に落下傘した40代女性で、前回統一地方選で突然不出馬、引退しました。この辺の枝野さんの面倒見の悪さを上田さんがカバーしているようにもみえ「上田新党」とはいかなくても「上田候補」は立憲埼玉県連にとっては強敵で、野党一本化はまずできないでしょう。
「令和4年度予算案」の趣旨説明がありました。
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