
「建築基準法改正案」(208閣法 号)が、再来月令和4年2月以前に閣議決定し、第208回通常国会に提出されます。
木造3階建て住宅を増やすために、現行法の「高さ13メートル以下なら簡易な構造計算でよい」から「高さ16メートル以下なら簡易な構造計算でよい」へと規制緩和する内容。防火規制も緩めたうえで、財政上・税制上・政策融資の所要の措置を講じる規定を盛り込むのが柱。
政策プログラムとしては、ことし成立した農水省所管の「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」を、住宅にも広げて、岸田文雄内閣の新しい資本主義実現会議緊急提言(先月8日)の「2025年度までにすべての建築物を省エネ基準の適合義務の対象都市、5000万戸を超える既存住宅の省エネリフォームを推進するため低利融資を創設する」のにあわせて「木材の利用を促進する」とされています。
なんでも「震災復興」をお題目にしていた国交省が「省エネ」「新しい資本主義」をお題目にして政策プログラムを進めるのは、直前の政権まで、元国土交通省住宅局長が「官邸官僚のトップ」だったことも置き土産かもしれません。
民間では、JR東京駅前「丸の内」に住友林業が木造70階建てを建設中。官民挙げた「木造ブーム」となりそうです。低利融資はおそらく民間銀行も参加できるのでしょう。
第208回通常国会では、永年在職表彰(辞退)対象議員でありながら、初めての配属となる枝野幸男国土交通委員(立憲民主党、埼玉5区)が法案審査にあたります。
私は大宮駅で新幹線を降りて在来線ホームに移ったとたんに「この百姓」と怒鳴り合う2人の成人男性を見ました。今は農業は憧れですよ。大宮駅からJRで新宿駅まで乗り換えなしで45分。いくらでも仕事がありますが、職業の選択は人生において最も大事です。
枝野さんもお子さん2人が義務教育ですから、お父さん、まだまだ衆議院でがんばらないといけません。
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