
【衆議院本会議 きょう令和3年10月11日(月)】
衆議院は今週木曜日に解散されます。
きょうは永年在職表彰として、最初の小選挙区初当選組がほとんどの20名が25年在職を祝いました。
全員男性で、原田義昭元環境相、竹本直一元IT相、平沢勝栄元復興相、今村雅弘元復興相、菅義偉前首相、田中和徳元復興相、中川正春元文科相、佐藤勉元総務相、下村博文元文科相、近藤昭一元環境副大臣、原口一博元総務相、渡辺周元防衛副大臣、安住淳元財務大臣、河野太郎元外相、棚橋泰文国家公安委員長、田村憲久前厚労相、古川元久元経財相、根本匠元復興相、伊藤達也元金融相、遠藤利明元五輪相。
与党が14、野党が6で、この種にしては野党が多くなりました。小選挙区ということで、途中で明確に政党を変えたのは、伊藤さん、遠藤さんだけか。国替えは中選挙区初当選の原田さんだけ。1996民主党が17名初当選で4名が連続当選という高率になっています。私は渡辺周さんが1期生のころ、夕方、男女秘書と合計3名でタクシーに乗りながら「これじゃ次の選挙厳しいぞ」と危機感を示したところを垣間見たことがあり、二世だけに1期生の頃から「次は厳しい」とねじを巻き続けることで連続当選が果たせるのだなと感じます。けっこう当選2回までは、コスタリカなどの波乱があった人も多く、「1期生の仕事は2期生になること」であることは代議制民主主義にとって当然のことだと考えます。
この後、先週末の岸田首相の所信表明演説に対する代表質問。衆議院立憲からは結党メンバーの枝野幸男代表と、政審会長から選挙後すぐに初代国対委員長になった辻元清美さんが登壇し、第48期衆議院を締めくくりました。
枝野さんは「バブル崩壊から30年近く、経済成長を妨げてきた主な要因は、国内消費の低迷です」とし「総理の言う、成長と分配の好循環というのは一般論に過ぎず、今の日本にはあてはまりません。適正な分配が機能せず、いつになっても好循環は進みません。好循環の出発点は適正な分配にあると考えますがいかがですか」と問いました。首相は答弁で「賃上げに積極的な企業への支援の抜本的な強化を検討していく」と述べ、政府の支出または減税が絡んだ「分配」という姿勢をにじませました。
この、首相の「成長なくして分配なし」と枝野さんの「分配なくして成長なし」が大きな対決となりつつありますが、残り3週間弱の選挙戦でどう伝わっていくか。
首相は「民主党政権の経済政策の六重苦」という言葉を使いましたが、これは聞きなれないが、どういうことでしょう。首相秘書官がインターネットで何か探してきたいのでしょうか。
辻元さんは、森友公文書改竄で自さつした、赤木俊夫さんの妻、赤木雅子さんの手紙を朗読し、「首相がせねば、私たちが大掃除をする」首相に答えを迫りました。また、IRカジノについて、海外の企業がコロナで4分の1を解雇しており、日本進出に二の足を踏んでいるのではないかと追及しました。
首相は「残された家族のお気持ちを思うと、言葉もない。手紙は拝読した。しっかりと受け止めさせていただきたい」としつつ「民事訴訟で法的プロセスになっている。原告と被告なので、ていねいに対応するよう財務省に指示した。財務省において捜査当局の協力を得て報告書をまとめ、警察の結論も出ている。会計検査院も2度調査している」「二度とおこさない。文書管理を徹底してきたい」と柔和な口調で語りました。
自民党の甘利明幹事長は、旧民主党政権の農業者戸別所得補償に関連して、農業土木・構造改善をないがしらにした、と批判しました。甘利さんは「首相はデジタル田園都市構想を掲げている」とし、それが、アベノミクス「地方創生」の続きだとする、政権擁護の姿勢をにじませました。首相は「旧戸別所得補償だとコメの過剰作付が進みかねず、農家の所得向上につながらない」と語りました。
初入閣した、小林鷹之・経済安保法制相、牧島かれんデジタル大臣も答弁しました。

[画像]答弁する小林鷹之経済安保法制相、衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。

[画像]答弁する牧島かれんデジタル相、同。
以前も書きましたが、牧島さんのお父さんは小泉さんのところの県議。そして、牧島デジタル相は、河野洋平さんの後継者。両地域は全然別の地域です。「自民党神奈川県連」という組織が、河野元新自由クラブ代表という裏切り者を、党本部に遅れて県連に復帰させて、小泉ブーム、横浜市から菅首相をだすなど過去20世紀、梅沢・牧島県議らがていねいに人材育成をしてきたことが花開いていることになります。
【参議院 同日】
なし。
【東京地方裁判所 同日】
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