航空宇宙自衛隊法成立、国旗損壊罪も委員会通過、立憲・小沢雅仁さん「憲法63条と72条守れ」予算委を署名集めで開催へ、衆では「副首都」「削減」を与党が付託し野党5党が反発し、審議拒否へ、会期は残り3週間

 日本人社会は面白いなと思います。

 おとといの本会議で審議入りした法案がもう成立。「航空宇宙自衛隊」と那覇「15旅団」の師団格上げが年度内に施行されます。この流れは、以下の5年前の写真で、岸田文雄新総裁にやぶれた高市早苗候補が挨拶に訪れ、河野太郎さんは来なかったときから始まります。第1次岸田内閣の解散で高市政調会長が総裁と携帯電話で相談して公約を執筆。党内手続は不明確ですが、勝利。第2次岸田内閣が国会閉会後に「5年で43兆円」の防衛基本計画を決めました。その流れの中で、予算化・立法化がなされています。

[写真]総裁選に負けて、岸田文雄さんに挨拶する高市早苗さん、5年前の2021年9月、高輪のプリンスホテルで、宮崎信行撮影。

 午前10時半から、3党首会談があり、中道改革連合への立憲民主党と公明党の合流に関する3党協議会が設置され、階猛、田名部匡代、西田まこと3幹事長が組織や基本政策を協議することが決定しました。

 

【写真】横断歩道を渡る前にお辞儀する小川淳也・中道改革連合代表、右は元副総理の岡田克也さん、香川県高松市で、宮崎信行撮影。

【参議院本会議 きょう令和8年2026年6月26日(金)】
 「防衛省設置法を改正する法律」(221閣法18号)を採決しました。押しボタン間違いを防ぐため、与野党の議運理事が「賛成」と叫ぶなか、奥田ふみよさんは「反対」といつも以上に声を張り上げました。投票総数242、賛成227、反対15となりました。与党は「下水道法改正案」(221閣法38号)の審議入りをめざしましたが、立憲のほか「水道広域化は新自由主義で反対だ」とした参政党などの考えで先送りされました。

【衆・内閣委】
 およそ8分遅れで開会。「国旗損壊罪法案」(221衆法18号)を審議しました。この後、採決になりました。中道改革連合と共産党が反対し、自維国参などが賛成して可決すべきだと決まりました。但し、内容が曖昧で、現行犯には使われないだろうと推測します。
 質疑の中で中道の長妻昭筆頭理事は「日中戦争が始まった1937年ごろから、日の丸は、戦意高揚のためのシンボル的および国民統合の装置としての役割を担うようになった日の丸への落書きが禁じられるなど、日の丸に権威を持たせるための動きと、まあいうようなことでございました。まあ、過去、日本ではですね、一方的な空気が作り上げられて、極端な方向に一気に動いたという大変これ、苦い歴史の教訓がございます。まあ、暗い時代が来ないようにするためにも、私たち国会議員のまあ、責任は大きいと、まあいうことをこれ、肝に銘じなければならない」と述べました。

【衆・厚生労働委】
 接種する抗体を、ワクチン以外にも広げる「予防接種法改正案」(221閣法63号)は採決で、参政党のみが安定の反対に回りましたが、他の与野党は賛成したので可決すべきだと決まりました。

衆・本会議】
 「令和6年度NHK決算」は賛成多数で衆では承諾されました。

 「2026年公選法改正案」(221衆法26号)は賛成多数で可決し、参に送られました。施行日は2027年3月1日(月)で、第22回統一地方選の前月となります。SNS規制の文脈で報じられていますが、2016年公選法の改正の意味合いが強いようで、例えば第142条の4「電子メールによる文書図画頒布では氏名を明示しないといけないという条項が丸々削除されています。ですから「SNSとSMSは良くて、電子メールだけは候補者以外の有権者が使えない区別は意味が分からない」という2016年改正をとりまとめた中道の田嶋要さんすら不思議がる、電子メールの扱いがおそらくかわるのだと思います。私が53歳の誕生日の3月1日に施行ですが、第8代早稲田大学鵬志会幹事長の私も、最近は公選法がよく分からなくなってきており「各級選挙のビラの枚数を覚えていない」とごまかすだけではすまないくらいに公選法の規定を忘れています。ですから、今次改正法の本文への溶け込みを呼んだ上で、正直、有料での解説に頼るしかなさそうです。

【衆・議院運営委員会】
 自維がきのう提出した2法案「副首都法案(国家社会機能継続性確保施策及び副首都の整備に係る施策の推進に関する法律案)」(221衆法27号)と「定数45削減法案(衆議院の選挙制度改革及び定数削減に関する法律案)」(221衆法28号)の付託について協議し、本会議へ。本会議散会後に再会し、付託を決めました。これに、野党5党(中国参み共)が一致団結して、日程協議を拒むことにしました。
 ところで、法案ですが、「45削減法案」について、日曜日の朝日新聞が提出済みのように報じましたが間違いで、解散以来きのう初めて提出されました。「1年後自動削減条項」が入ったので、遠藤敬・首相補佐官は、商売をやっていたいのに「タイム・イズ・マネー」の資本主義の鉄則を知らないのかと思いきや、法案を精査したら、2025年10月1日に国勢調査があり、8ヶ月後に結果が出て、そのまた1年後に区割りが勧告されるというスケジュールを踏まえて、再び「施行後1年自動削減条項」が入っているというのが真相でした。

【参・災害・復興特別委】
 「防災庁設置2法案」(221閣法13・14号)は午後4時59分から総理入り質疑。参議院の長い金曜日となりました。この後、委員長は質疑終局を宣言しましたが、採決は次回以降に持ち越しました。

 立憲民主党の結党には自治労の次にJP労組が主体的に関わりました。小沢雅仁さんは、隣に森本真治予算委筆頭理事を従えて、首相に「憲法63条と72条をまもれ」と迫りました。とっさに条文が頭に浮かばず調べたら「第63条 内閣総理大臣その他の国務大臣は、両議院の一に議席を有すると有しないとにかかはらず、何時でも議案について発言するため議院に出席することができる。又、答弁又は説明のため出席を求められたときは、出席しなければならない。」「第72条 内閣総理大臣は、内閣を代表して議案を国会に提出し、一般国務及び外交関係について国会に報告し、並びに行政各部を指揮監督する。」となります。

 小沢さんは「秘書の陳述書」は書面であり、参議院予算委員会に高市さんが再び出席して、中傷動画と早苗トークンの質疑をしなければならないとしました。また参議院規則第38条に「委員の三分の一以上から要求があつたときは、委員長は、委員会を開かなければならない」とあるので、森本さんが集めるとしました。

 小沢雅仁さんと高市首相の質疑答弁の全文書き起こしは次の通りです。国会は波が高くなり、残り3週間となりました。

【小沢・首相質疑答弁書き起こし全文はじめ】

 立憲民主無所属の小沢雅仁でございます。高市総理どうぞよろしくお願いいたします。まず法案の質疑に入る前に、私は高市内閣総理大臣の日本国憲法第63条および第72条に対する姿勢について、まずお伺いしたいと思います。法案の質疑も用意しておりますが、法案の質疑まで行き着くかどうかわかりませんけれど重要な質問をさせていただきたいと思います。まず、63条にあります答弁という点について、私はまず総理の考えを問いたいと思います。今週月曜日参議院予算委員会で我が党の杉尾秀哉委員の質疑に対して、総理は近日中に奈良の市長の陳述書と、そして相手企業から送られてきた提案書、これを予算委員会の理事会に提出したいと思います。それをもって本件に関する詳細な問いへの答弁とさせていただきたいと思いますと答弁されました。私はとてもこんなこと認められないと思います。そして、この陳述書は参議院の予算委員会の理事会では受け取っておりません。このような前例を許したら、これから私達が委員会や委員会等でどんな質問通告をしても、それは陳述書に書いてありますから、陳述書をご覧くださいみたいな答弁で終わってしまう可能性があります。これはやはり国会を軽視をするということに繋がるというふうに思います。私はこの珍事症総理取り下げた方がよろしいと思いますけれども、いかがですか。

 高市内閣総理大臣 6月22日の予算委員会において申し上げましたのは、時系列や内容の違う複数の週刊誌等の記事の一部についてご通告をいただくたびに、まずその都度、電話で奈良の支所の説明を私が聞き取って説明するのでは全体像は明らかにならず。混乱を招くことになるという思いからでございますよって、細かな事実確認は陳述書で整理をさせていただきたいとの希望を委員長にお伝えしたものです限られた質疑時間の中で丁寧に詳細を答弁してしまっては、答弁が長いとお叱りを受けます一方逆に端的に概要のみを答弁してしまえば、誤解を招く恐れもありますので、あらかじめ陳述書を提出して質疑者にも国民の皆様にも全体像を読んでいただくことで、理解が深まると考えました。陳述書を提出して、国会でのご質問に対応しないという趣旨ではないということはいうまでもございません。実際に参議院の予算委員会におきましても、これまで関連の質疑において誠実にお答えをさせていただいております。

 小沢雅仁くん 答弁は簡潔にお願いをしたいと思いますが、いずれにしてもさ、私達予算委員会の理事会で受け取らなかったんですね。それがあの全ての私は判断だと思いますこんなやり取りをしても多分行ったり来たり空回りになると思いますので、もう一度申し上げます。この陳述書は私は取り下げるべきだということを申し上げたいと思います。そしてですね、総理今衆議院も参議院も緊急事態ですよ。緊急事態、ご存知ですか。どういうふうに認識されているかお伺いしたいんですが、参議院も今この委員会は、たまたま先週の金曜日にセットしたものですから、委員会が開かれており、今日総理にもお越しをいただきました。しかし、今日本来であれば、波静かであれば、採決まで至っていたと思うんですが、環境が整いませんので、採決は合意できておりません。

 そして、今日ですね、衆議院の方では議運委員、議員、議員運営委員長の職権によって、比例削減法案、そして副首都法案がするし、いわゆる委員会付託が下ろされました。今後一切の本会議委員会その他の審議、協議に応じないことを野党が一致して決めました。衆議院も不正常になりました。そして参議院も今不正常になってます。総理受けとめはいかがですか。

 高市内閣総理大臣 まず国会審議の進め方を国会でお決めいただくものですから出席の要請があれば、私が出席して、誠実に答弁をさせていただいておりますし今後もその方針でございます。先ほど憲法のお話がありましたが従って憲法の規定に何ら反するところはございません。そして今国会が不正常になっている旨のお話がありその受けとめへのお尋ねだと思うんですけれども、内閣総理大臣の立場としましては、国会における議員の自立権を尊重すべきであると考えておりますのでコメントは差し控えさせていただきます。

 小沢雅仁くん それでは伺いたいと思いますが、6月5日、補正予算が成立しました出口において、この補正予算の出口を決めるにあたって、私達参議院、与野党で国対委員長間で協議をして、6月の集中審議そしてQT(党首討論)、7月のQT(集中審議)ということを行う方向で合意をして、そして出口を迎えたわけなんですね。約束なんですよ。そして今回、6月の集中審議月曜日は3時間3時間という極めて少ない時間でした。そして今、7月の集中審議そして6月に行われなかった投資討論の言うなれば時間も拡大をして、私達は求めております。そして、国対委員長間でやり取りをして帰ってきたよ等の回答は官邸との調整がなかなか難しいということなんですね。そしてこの総理ですね、この7月の集中審議と当初討論を私達が求めているということは、これは報告が上がっているんですか総理自身お答えください。

 高市内閣総理大臣 この官邸との調整が難しいということはございません私ご負担に対して何ら指示をしたものではございません。概ねの日程感というものは、前もって伺うこともあります。急に委員会が立つこともございます。でもその場合には極力外交日程など首脳会談なども時間をずらしてくるまで国会最優先で対応してきたつもりでございます。

 小沢雅仁くん では与党の国対委員長が官邸との調整が難しいって言ってるっていうことがですね、どこかで目詰まりが起きてるんですか。窓口になっている官房副長官がきちんと総理に調整や含めてやり取りされていないっていうことじゃないんですか。

 高市内閣総理大臣 私はですね、国会から週数出席の案審議にこの出席の要請があれば、出席をしてこれまでも答弁をさせていただいておりますし今後も出席の要請があれば、出席をして答弁をさせていただくその方針は変わりません。

 小沢雅仁くん 出席の要請をしているんです。してるんです。それが総理になぜ正しく伝わらないんですか。お聞きになっていないっていうことは、これは私は考えられません。さんざんやり取りしてるんですよ。散々やり取り、そして与党も、この集中審議、また投資討論をやっていこうということで方向性は合意しているんです。

それを官邸に伝えているのに、日程どうのこうのでなくて、総理自身に伝わっていないこと自体が、私は鑑定が機能していないと思いますがいかがですか。そうですよね。

 高市内閣総理大臣 官邸が機能していないと言われましても私が今把握しておりますのは、決算委員会があるということそしてまたQTが開かれるであろうということについては承知をいたしております。しかしながら日時などについてはまだわかりません。

小沢雅仁くん。はい。これ明確に官邸の方にですね、求めているんです。官邸に求めているということは憲法63条に基づいて求めているんですよね。答弁または説明の出席を求められたときは、出席しなければならないということで、それが全く受け入れられていないということは、総理が受け、指示を出して出せばいいじゃないですか。そういうことを求めがされているのかどうか確認をしてですね。求められてるんであれば、それは憲法63条に基づいて求められているわけですから、私は受けますということを明確に言えばいいんじゃないんですか。いかがですか。

 高市内閣総理大臣 この場で答弁を申し上げますけれども国会審議の進め方を国会でお決めいただくものでございます。今おっしゃった集中審議であれ党首討論であれ、出席の要請があれば出席して私はこれまでも誠実に答弁をさせていただいておりますし今後もその方針でございます。

 小沢雅仁くん とても応じてるとは思えませんね。今回月曜日の集中審議も、衆議院30巻、参議院3時間ですよ。今までの歴代の総理は、しっかりと時間を取った集中審議に応じてきたんです。全くそのために私は落ちてないと思います。そんな中ですね、こんなに衆議院も参議院も不正常になっている中で、1日から8月1日から3日までインドに含有に行かれるということであります。それは私は外部に行かれて、外交努力をしたり、外交の成果を上げるということは極めて重要なことだと思いますけれど、今このような不正常の状態で、まさしく法案の提出責任者である内閣総理大臣がこの国会審議を空白にしてよろしいんでしょうか?大丈夫ですか総理、いかがでしょうか?

 高市内閣総理大臣 外交につきましては、もう国会審議優先でございますから、これまでもですね。国会審議が入りましたときには、相手国にお詫びをして、時間の変更したり、週の変更したり、そういうことはしてまいりました。国会のお許しが前提でございます。

 小沢雅仁くん そのことはもうこれ以上申し上げませんけれど、しかしですね総理14法案が参議院の方に多く来てるんですね。で、この防災庁設置法案も今日は採決に至らない。この他にも最新訪問始め、総理がこの国会に提出した重要法案が全部止まっちゃってるんです今この状況を打開できるのは、私は総理ご自身だと思いますよ。この状況を打開せずにこのまま漫然とときを過ごすような言葉あってはならないと思いますがいかがですか。

 高市内閣総理大臣 政府としましては、国会に提出させていただいた。法律案の成立に向けて、国会の要請に応じて誠実に丁寧に答弁をさせていただきます。国会審議の進め方はやはり国会で押すお決めいただくものですから本日も内閣総理大臣の立場で出席をしている以上これ以上のお答えは難しいということはご理解を賜りたいと存じます。

 小沢雅仁くん はい。それではですね、改めて私達は参議院規則第38条に基づきまして、委員の3分の1以上から要求があったときは委員長は、委員会を開会しなければならない。週明けにもこの開会要求を提出させていただきます。そして再度与野党間でしっかりとこの集中審議の開催、党首討論の開催をしっかり求めさせていただきますので、総理しっかり受けていただけるでしょうか?もう一度確認させていただきたいと思います。

 高市内閣総理大臣 国会から出席の要請がございましたら出席をしてこれまでも答弁をさせていただいておりますしこれからもそうでございます。

 小沢雅仁くん はい。本日はここに予算委員会の理事を務めております森本理事も今お聞きをしておりますので、しっかりと私達野党側はもう一度、予算委員会集中審議並びに投資討論をしっかりとまとめさせていただきますので、しっかりお受けいただくことを心からこれは国民の声ということで心からお願いをしまして、本当の法案の質疑をしたかったんですが、時間になりましたので、私の質問を終わりたいと思いますありがとうございました。

[小沢・首相質疑答弁書き起こし全文おわり] 

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