【岡田克也】前首相・安倍外交を分析「3年前の国連演説で北朝鮮に対して対話は必要なく圧力だけだは、日本を危うくした」と非難、NHK入りことし2回目登場

[画像]岡田克也さん、きょう2020年11月4日、衆議院インターネット中継から、宮崎信行がスクショ。
 立憲民主党結党に参画した岡田克也さんが、きょう令和2年2020年11月4日の衆議院予算委員会で質問し「安倍前首相が北朝鮮に大事なのは対話でなく圧力だ」とした国連演説を批判し、菅義偉・新首相に「そうしてほしくない」と助言しました。

 2020年は新型コロナウイルス感染症が流行しており、岡田さんはマスク姿のまま話しました。きょうはトランプ大統領とバイデン候補の大統領選の開票がまもなく始まり、コロナをめぐる国内外の混乱の収束が見通せない混とんとした情勢にあります。

 岡田さんは、安倍首相・菅官房長官時代の2017年の国連演説を問題視。

 安倍前首相は「対話とは、北朝鮮にとって、我々を欺き、時間を稼ぐため、むしろ最良の手段だっだ(略)対話による問題解決の試みは、一再ならず、無に帰した。何の成算あって、我々は三度、同じ過ちを繰り返そうというのでしょう。北朝鮮に、全ての核、弾道ミサイル計画を、完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法で、放棄させなくてはなりません。そのため必要なのは、対話ではない。圧力なのです」と、25年前から国連メンバーである北朝鮮をこき下ろしました。

 岡田さんは衆・予算委で「2017年の国連演説で、必要なのは対話でなく圧力だと語り、安倍総理(当時)は自ら対話の機会を手放した」「それにより北朝鮮が武力行使をしたが、最も被害を受けるのは日本人の命とくらしであり、日本の総理大臣が言うべきでない。菅総理にそうしてほしくないかた言ってるのですよ」と語りました。

 2015年、「岡田代表」として徹底抗戦しながら成立をゆるした平和安全法制で、北朝鮮を想定した周辺事態からホルムズ海峡を想定した重要影響事態など「切れ目のない安全保障」にしながら、北朝鮮拉致・北方領土で何一つ得るものがなかったのに、日本周辺の安全保障の懸念が希薄になっていたことを指摘し、皮肉った内容です。

 このやりとりは、NHK国会中継として全国に放送されました。岡田さんのNHK入り質疑の登場は、ことし2回目。岡田さんは2年連続で「当初予算案の基本的質疑の2日目のトップバッター」をつとめていました。今回は「新首相の最初の委員会の2日目」で、枝野幸男代表の次の午前9時45分過ぎに登場しました。

 岡田さんは、米大統領選については、仮にバイデンさんが当選した場合は新政権が発足し陣容が整うのは3か月前後以降かかるとして空白期間ができうる、との指摘にとどめました。4年前は、岡田さんは最大野党党首でしたが、網膜剥離があり、お得意の読書ができず、「暴言王トランプさん当選で世界は混乱」「イギリスのEU離脱で世界経済は大低迷」などややネットウヨ的な憶測にもとづいて話をしていた時期がありました。その後、目が全快し、「キンドル」もお手の物に。今夏には「アイフォーン」も入手。強制ではないと思いますが秘書陣も一斉にアイフォーンに。きょうの「2017年以降の安倍外交」の精緻な分析につながりました。岡田さんは、最近は午前4時に起きて、常磐線に乗り継いで、前政策担当秘書の本庄知史・立憲民主党千葉8区総支部長(46歳)のビラ配りを手伝ったり、自宅から国会議事堂まで歩いたりしながら、立憲民主党常任顧問として枝野代表を全面的に支えています。その一方、自らが中村喜四郎さんらと主宰する1・2期生の緩やかなグループである「政治塾」もきょうから再開する予定です。

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Ⓒ2020年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki

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