候補者は使い捨てられかけて生き残った緒方林太郎さんと泉健太さんが「志士の会」、当面は「改憲4党」に注目か

アクセルとブレーキが入れ変わった「自維2党閣内連立」内閣のもとの第222回臨時国会は、あす(2026年9月29日)午前11次からの衆参両院の議院運営委員会理事会で、「憲法第7条などによる召集」が官房長官から伝達されます。補正予算案は編成されない見通し。

きょうは衆議院選挙制度に関する協議会の幹事懇談会もありました。設置根拠となる委員会附帯決議には「人口要件」でなく「面積要件」も検討するよう初めて求められていますので、その結論も聞きたいところです。

与野党の顔ぶれは大きく変わりました。

これからの1年間も、第21回統一地方選だけで、国政選挙はない見通しですが、憲法改正発議が初めて実現しそうです。各々の結党以来の「改憲4党」として、自民党、国民民主党、日本維新の会、参政党を数えると、衆では「3分の2」を「高市自民」だけでしのぎますが、4党に9議席足さないと、「参議院での3分の2」になりません。保守党とチームみらい会派が賛成すると、無所属7名のうち5名が賛成すれば、初の改憲国民投票になります。国民投票における政党という政治団体の在り方も初めての経験となります。政治日程としては、閉幕後の「安保3文書」が大事ですが、ウクライナとホルムズ海峡で「ドローンの戦争」により、半径1000キロで「交戦」ではなく「継戦」が問われる時代に、左翼が古色蒼然騒然とした「教え子を戦場に送るな」のシュプレヒコールを繰り返しても伝わりません。経済が大事だというアピールが浸透すれば、参院選では違う景色が見えるでしょう。

泉健太さんは緒方林太郎さんと組んで「志士の会」を結成しました。緒方さんは、2009年初当選の「玉木世代」です。2010年国勢調査は、速報値発表直前に「1人別枠方式は憲法違反だ」との判決が出て、「アダムズ方式」の採用など難航したうえで、佐賀3区を廃止する区割り変更がなされました。民主党の海江田万里代表は、公選法改正の実務者と、一部の選挙区調整を岡田克也代表代行に任せましたが、側近である佐賀2区の大串博志さんを比例九州単独1位にするという「岡田のダブルスタンダード」がありました。緒方さんは福岡9区で闘い、比例復活で通算2度目の当選をしました。が、この経緯を根に持っていて、両院議院懇談会でこの経緯を度々自ら議題にして、岡田さんと大串さんを批判してきたので、その時々の所属国会議員はみんな知っているところです。このため、「希望の党騒ぎ」以降は、政党と距離を置く姿勢をにじませてきました。

海江田さん、大串さんら3名がトリプル落選してしまった今回、先輩である泉健太さんと共同会派を組むのは、超緊縮財政派だからでもなく、新政権研究会としての糾合のどちらでもないと思います。泉さんは、「関西・山井和則・福山哲郎学校」の出身で、この中には、森本真治・立憲選対委員長(同志社)、吉川さおり議員(同志社)、森山浩行前議員(府立高校→明治大→関西テレビ)などがいます。この中心的な人物でもある「X」さんは、2017年の立憲民主党結党で、枝野代表・福山幹事長・辻元清美国対委員長を「野党合同国対ヒアリング」で支え、国会議員ではないので、立憲民主党に所属をしています。最近では「立憲ユース」に高校生が参加したり、インターンを募ったりして、「政党の未来」を構築しています。中道のわけがないわけで、このような勢力をまとめげたい気持ちが、泉ささんには残っているようです。が、民主党結党時には、鳩山由紀夫共同代表の先輩で弟の鳩山邦夫さんが、駒込駅から歩いて5分「都立の六義園」の裏の超高級住宅地の一戸建てを銀行の担保に入れて20億円を借りて、個人として法人・民主党に貸し付けました。長年民主党の政治資金収支報告書にはこの20億円が記載されていましたが、唐突に邦夫さんが都知事選に出たので、その前後で、何らかの調整がなされたようです。この20億円の貸し手が、今居るわけがありませんから、若い人には、政治より複式簿記の勉強を優先してほしいところです。

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