他責思考はとらないがアクセス半減のべた凪政局、衆・憲法審で維新「9条は過去の遺物」、学習指導要領で参政党「歴史教育に論争性などボイテルスバッハ原則をとりこむべき」共産・吉良「性教育歯止め規定の撤廃を中教審で議論すべきだ」

 他責思考はとりませんが、ついに、アクセス数が前年比半減となってしまいました。予算成立時にGoogle検索での流入が3倍になったとしましたが、その効果は4日間で終わっていました。来年9月の自民党総裁選で高市早苗首相が無投票当選するかどうかぐらいの政局となります。

 中道改革連合の小川淳也代表は、10時半成田発全日空6637便で出発。第1回「ワールド・プログレッシブ・モビライゼーション」に旅立ちました。立憲民主党の牧山ひろえ参議院議員のほか、立憲の国際室参事の鈴木職員も同行しました。

 鈴木職員は、国際局兼政務調査会担当部長をつとめて、2024年8月28日前後の岡田克也さんや本庄知史さんら、2025年3月20日前後の岡田克也さんや石川かおりさんらの党訪中団にも同行しています。2017年頃に、新代表の記者会見の司会もつとめたことがあると思います。それ以前の、「民主党国際室担当部長」は旧社民連事務局出身の職員から元経世会金庫番職員出身に交代するなど、豪腕党首の謎の力が働きやすかったのですが、それ以降は落ち着いています。政党間外交は、帰国は月曜朝。

 ところで、進歩主義ですが、70年前の「自由民主党」で自由主義とは進歩主義だという補足文書を決定しています。つまり「民主主義」は最高の価値ながら「自由主義」には行き過ぎた市場競争などのネガティブなイメージが当時あったという証左となります。が、70年経って「進歩主義」は浸透していません。「平和と福祉の公明党」という非の打ち所のないタグラインを構築した池田大作さんはやはり天才で、比例の議席が安定しているのも当然だと考える人が多いでしょう。

[写真]岡田克也さん(現在は前職)と相談する中道改革連合の小川淳也代表(背中)5年前の2021年10月、高松市で、宮崎信行撮影。

【衆議院本会議 きょう令和8年2026年4月16日(木)】
 「環境省設置法改正案」(221閣法17号)は、委員会では全会一致でしたが、本会議では起立採決で賛成多数となり、可決し、参議院に送られました。
 「金融機能強化法改正案」(221閣法7号)は賛成多数で可決し、参に送られました。
 「海外通信・放送・郵便事業支援機構法改正案」(221閣法32号)も賛成多数で可決し、参に送られました。
 「農林中央金庫法改正案」(221閣法28号)と「農業近代化事業融通法改正案」(221閣法29号)は各々採決され、ともに賛成多数で可決し、参に送られました。
 「裁判所職員定員法改正案」(221閣法19号)が賛成多数で可決し、参に送られました。

 野党が本会議での趣旨説明を求めることを「つるし」としてその法案は、重要広範議案4本または登壇議案と呼ばれます。きょうは総理でなく小泉進次郎防衛大臣がひな壇に座る「登壇議案」の「防衛省設置法改正案」(221閣法18号)が趣旨説明されました。防衛省は20万人いるのに橋本行革で合併していない経緯もあり、政務三役は大臣、副大臣、政務官が1人ずつでしたが、副大臣を2人にするなどの法案。代表質問は中道改革連合の吉田宣弘さんだけでした。吉田さんは「当該隊員の自民党大会の参加について事前に知り得る立場でありながら、これを知った時点で何ら問題意識を意識を持たなかったのか」と問い小泉さんは「最後に、自民党大会における自衛官の国歌歌唱についてお尋ねがありました。今回の歌唱は職務ではなく、私人として国歌を歌唱したもの」「情報共有について反省すべき点があったと考えており、自衛隊の活動に対する国民の理解を得る観点からも、今後は幹部への報告や、関係部署の情報共有を徹底してまいります」との見解を維持しました。

【衆・安保委】 本会議の後、「防衛省」(221閣法18号)が当委員会に付託され、大臣が趣旨説明しました。

【衆・農水委】 「家畜伝染病予防法改正案」(221閣法35号)が趣旨説明されました。

【衆・災害対策特別委】まず熊本地震10年で黙祷。続いて、「防災庁設置法改正案」(221閣法13・14号)が審議されました。

【衆・内閣委】「国家情報会議設置法案」(221閣法24号)の参考人質疑。

【衆・総務委】一般質疑。
【衆・情報監視審査会】開かれました。

【衆・憲法審査会】
 第2回は「憲法審査会におけるこれまでの議論を踏まえた今後の課題」で、日本維新の会の2期・西田薫さんは「9条に関しましても、この4年間、急激に悪化する我が国を取り巻く安全安全保障環境を鑑み、かつてないほどの議論の俎上に載せられたことは前進でした。時代の遺物たる9条が抱える諸課題に正面から向き合うことは当然のこと

です」「9条に関する基準を一層高め、大いに議論をし、改正を是とする会派間の溝を速やかに埋めていく作業が欠かせません。我が党は自民党との間で緊急事態条項と9条改正について条文起草協議会を設置し、それぞれ条文案の策定に向けた議論を進めていますが、方向性を一にする他会派のご意見にもしっかりと耳を傾け、最終的に可能な限り多くの会派とともに憲法改正原案を取りまとめたいと考えております」と述べました。

【衆・地域・こども・デジタル特別委】阿部守一会長率いる全国知事会の要望を踏まえた「第16次地方分権一括法案」(221閣法37号)が審議入りしました。

【参議院第1種常任委員会 同日】
 ●厚生労働委員会 参考人質疑を前に、冒頭、仁木博文厚労副大臣が「中東情勢の影響を受ける医薬品・医療機器・医療物資の安定供給に向けた厚労省のとりくみについて」報告をしました。それによると、厚労、経産両省で情報共有しており、小児用カテーテル、シリンジ、酸化エチレンなどのすでに国内出荷網の目詰まりを解消したと明言し、今後の製造に必要なナフサも、日本全体で必要な量を確保していると断定しました。安心してよさそうです。

 ●内閣委 「犯罪収益移転防止法改正案」(221閣法51号参議院先議)は、賛成多数で可決すべきだと決まりました。反対はれいわ新選組の伊勢崎さんにとどまりましたので、参議院本会議の後、衆議院の審議で可決して成立する公算が大きくなりました。預金通帳の不正譲渡の罰則を3倍超にする内容。 

 ●法務委 「自動車運転処罰法及び道路交通法改正案」(221閣法42号参議院先議)が採決され、全会一致で可決すべきだと決まりました。日本保守党も賛成に回りました。なお、道交法は法務省刑事局でなく警察庁交通局の所管ですが、高市内閣では垣根が低くなっています。

 ●環境委 「南極地域の環境の保護に関する法律案」(221閣法52号参議院先議)を全会一致で可決すべきだと決まりました。これで今国会の参先議4法案のうち常任委に付託された3本があがり法案となりました。

 ●文教科学委 一般質疑でした。学習指導要領の改定について質問がありました。参政党の後藤翔太さんは1976年西ドイツで提唱され英国で法定化されているという「ボイテルスバッハ・コンセンサス」を紹介しました。(1)圧倒の禁止(2)論争性の原則(3)生徒思考の原則ーーで卒業させないというような圧倒のもと論争なく一つの論点だけの歴史教育を禁じた内容です。

 共産党の吉良よし子さんは、性教育の歯止め規定について中教審で議論すべきだとしましたが、政府は「いわゆる歯どめ規定といった個別具体的な文面についての議論はされておりませんが、性暴力、性犯罪に関する課題を踏まえた議論もいただいており、いわゆる歯止め規定に限ったご意見でありませんが、子供たち一人一人の発達の状況を踏まえた指導が必要であること等を保健の学習全般に関する意見としていただいている」と答弁しました。来年の改定までしばらく「歴史教育」「性教育歯止め規定撤廃」が議論を呼びそうです。

●あすの予定 「国家情報会議設置法案」(221閣法24号)はあす、総理入り審議をしますが、その後も長妻昭さんは、来週にかけて連合審査会や法案修正をせまる勢いです。

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