[写真]菅首相、きょねん9月、宮崎信行撮影。
加藤官房長官はきのう午前の閣議後定例記者会見で、菅首相が、あす令和3年2021年6月10日(木)に出発して、14日(月)帰国の予定で、英国コーンウォールG7サミットに出席する予定だ、と発表しました。
官房長官は「菅総理は6月10日本邦発、14日帰国の日程で、英国南西部コーンウォールで行われるG7サミットに出席する予定であります。我が国としては、新型コロナ対策・国際保健、世界経済・自由貿易、気候変動、地域情勢といった重要課題について、積極的にG7の議論に貢献をしていく考えであります」と語りました。
このため、きょう午後4時からの菅内閣発足後初めての党首討論での答弁を見極めたうえでの提出が噂されていた、内閣不信任案は提出されない公算が高まりました。仮に出した場合は、あす午後1時からの衆議院本会議で審議する必要があり、首相を足止めすることで、野党への批判が高まるのはひっしで、枝野代表らが得策でないと判断することは間違いありません。
我が国は、今年はTPP加盟11か国でつくるTPP委員会の幹事国で、英国のジョンソン首相や国際貿易相らが準備会合入りを希望しています。そのため、日本首相にとっては、英国首相に頭を下げさせる千載一遇の外交的好機にもあり、G7首脳全員のコロナ対策でのアピールとともに、アフターコロナの世界像が透けて見えるサミットになるかもしれません。
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