きのうの記事に誤りがあり、通常国会で4本・臨時国会で2本の重要広範議案に関して、第221回特別国会では、所得税法・地方税法とも指定されていないようで、きょうは高市早苗首相の答弁はありませんでした。
特例公債、所得税、関税が一緒に審議入りしました。過去初めてだと思います。財務省では、主計局、主税局、関税局、理財局、国際局の5局とも担当になります。所得税の「178万円の壁」は国庫から見て歳入の減少であり、特例公債も「歳入」であって借金ではない。関税は日米とも中央政府の「歳入」。最近の国会議員は与野党とも国庫の一員という意識が強すぎますが、私を含めた企業・家計にとっては「取られるばかりの話」であり、本来ならば「代表なくして課税なし」の原則にもとづき衆議院はもっとも時間をかけて審議しなければならない案件。それをおそらく史上初めて1回の本会議でやってしまいました。

【衆議院本会議 きょう令和8年2026年3月5日(木)】
午後1時からスタート。まず、「特例公債法案」(221閣法1号)「復興財源確保法改正案」(221閣法2号)「所得税法改正案」(221閣法3号)「関税定率法改正案」(221閣法4号)が審議入りし、片山大臣は6分間かけて趣旨説明し、代表質問をうけました。
その後、林総務大臣が地方財政計画と「地方税法改正案」(221閣法4号)と「地方交付税法改正案」(221閣法5号)を趣旨説明し、代表質問を受けました。
このうち、国税は、岸田文雄内閣の4年前の冬の「防衛財源5年で43兆円」の閣議決定のとき鈴木俊一財務大臣(岩手2区)が言及した「いわゆる復興特別所得税の流用」及び防衛特別所得税の新設も含まれています。
●みらい(11議席)が2人質問し、参政党(15議席)が登壇せず
代表質問では野党側にも乱れがありました。国税の質問者は、自民、中道、国民、みらいの4名。地方税の質問者は、中道、維新、国民、みらいの4名。11議席のみらいが2名質問しているのに、15議席の参政党が登壇しませんでした。きのう午後3時の議運理事会で、みらいの峰島侑也オブザーバー理事が「質問したい」と希望したのに対して、参政党の石川勝オブザーバー理事は質問を希望しなかったようです。参政党内のなんらかのボタンの掛け違いとみられます。みらいの峰島さんは前々日の総理入り予算委で質問デビューしており、きょうの国税も8分間質問し登壇デビューもしました。地方税はみらい・武藤かず子さんが登壇し、この後の総務委でも質問しました。
【衆・予算委】
「令和8年度予算案」は6日目で、一般質疑である省庁別審査の2日目。本会議を前に、午前8時45分から3時間半コースで行われました。警察庁、こども家庭庁、デジタル庁、文部科学省、厚生労働省を対象にしました。
枝野チルドレンで連続4期当選は、神谷裕さん、早稲田ゆきさんの2人だけになってしまいました。余計な言い方ですが、北海道又は自治労、北海道乃至自治労の支援でないのは、早稲田さんだけになってしまいました。おおよそ7年ほど前に「旧りっけん」のすべての人に居場所と出番を路線で、北海道議会及び神奈川県議会が倍増しました。地方議員が多いところで衆議院でも堅調するのは当然で、枝福の「当事者のボトムアップの政治」にもとづき、1年前も長妻さんが酒井さんを引っ張り上げて「高額療養費」の頭出しをする形式をとっていたわけで、一貫して代表・幹事長をつとめてきた2020年から加入した人は、すごしは謙虚に「りっけん」を勉強すべきだったと、経営者の先輩として憤りを覚えます。
それはさておき、きょうの委員室で、早稲田・中道副代表兼統一教会問題本部長は、きのうの解散命令で質問しました。早稲田さんは「経済的な大きな破綻ということにとどまらず、本当に人格を否定される、そして家庭を崩壊させられた。そんなような訴えが私達は仲間と一緒にずっとこの間聞いてまいりました。被害者からのヒアリング、本当にもう凄惨な人生を送ってきた方々がいっぱい多くいらっしゃいました。そのことを踏まえて、私も質問をさせていただきたいと思います」と語りました。
●統一教会「天皇制を廃止」問題視
早稲田さんは「TM(トゥルーマザー=韓鶴子総裁)特別報告書」を取り上げ、「
大変驚くべき事実がここにも書かれております。『長期的な視点で見ると、日本国民が真のお父様お母様にお伝えすることができる日本国民になるためには、当然、天皇制は将来撤廃されなければなりません』『自然な形で天皇制が撤廃される方向に進み、そのためには多くの国会議員が誕生し、そして最後には日本国の首相にならなければ駄目だ』と切実に考えているという文章がございます。これは日本の国のかたち、それと真っ向から逆行するものではないかと思いますし、こうした団体そしてまた、日本でも多くの政治家の方たちが、ここと関係性もありました。そうしたことを考えればこの問題は大変大きなことだと私は思います。このことにつきましてTM報告書のこの部分、天皇制、これを撤廃するというようなことについて尾崎官房副長官に日本のスタンスをうかがいます」と語りました。尾崎正直官房副長官は正面から答弁しませんでした。
松本洋平・文部科学大臣は平然と嘘をつきました。まず文化庁宗務課を所管する大臣として「このたび東京高裁において旧統一教会の解散を命じた東京地裁の決定を維持する旨の決定がなされたところであります。今般の決定は旧統一教会の信者による違法な献金勧誘等行為により長期間にわたり多数の方が多額の財産的精神的損害を受けてきたという国の主張が認められたものと認識をしております。今般の東京高裁の決定を受け裁判所の監督のもと、新たに選任された清算人によりまして清算手続きが開始されることになります。文部科学省としてはこの清算が円滑かつ確実に進められ、被害者の救済がなされることを期待するとともに清算人の求めに応じ関係省庁と協力し、可能な支援をしてまいりたいと存じます」と答弁。一議員としての教団との関係は「党の調査に回答した通りであります。現在においては当然、一切の関わりを絶っており、今後とも関わりを持つことがないようしっかりと身を引き締めてまいりたいと存じます」と語りました。が、畳みかけられると、「私自身は旧統一教会および関連団体に対する会費類の支出のうち、政治資金規正法上、要公開の対象議員の中に私の名前というものがあるということであります。その内容につきましてはですね、すいませんそこまでちょっと細かく私手元に資料がありませんが、今お答えをいたします」「先方から案内があった会合に私の秘書が代理で出席をした際、その案内状にあった会費金額というものを支出をさせていただいたことを報告をし、それが党の調査報告として発表されたということであります。はい」と語り、代理出席1回で会費支出もその1回だと更問いに渋々認めました。さらに早稲田さんが「ということでいいですか」と語ると、「はい。その他にもですね教団施設にはお伺いをしたことがあります」と語りました。はじめから言え。
【衆議院総務委員会】
●小池英夫NHK専務理事が答弁
大臣所信に対する一般的質疑がなされました。当日朝「理事会協議」だった「地方税法改正案」(221閣法4号)と「地方交付税法改正案」(221閣法5号)が本会議での質疑に続いて、この委員会に付託され、趣旨説明され、審議入りしました。今国会の法律案の委員会審議入り第1号。
解散後の最初の議会の名物という印象もありますが、国民民主党の1期生、高沢一基さんが北朝鮮拉致問題をとりあげ「しおかぜ」を質問。NHK専務理事の小池英夫さんが答弁しました。

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