きのう80万人に影響する「高校就学金支給法案」が提出され来週大臣所信聴取へ、当サイト既報通り「金融機能強化法5年延長法案」も決定

 きのう金曜日(2026年2月27日)、政府は「高校就学支援金支給法改正案」(221閣法 号)「義務教育標準化法改正案」(221閣法 号)「金融機能強化法延長・改正法案」(221閣法 号)の3法案を決定し、衆議院に提出しました。

 今週は、書き残しが多く、土曜日のきょうも更新しています。

 「高校就学支援金支給法改正案」は、前原誠司代表(当時)ら自公維3党合意にもとづき、所得制限を撤廃する内容で、仮に3月31日までに成立しないと80万人に影響することになります。衆議院文部科学委員会は一般的に(水)(金)が定例日、(火)が予備日とされていますが、来週に松本洋平大臣の所信的あいさつをする方向性となりました。また、「義務教育標準法改正案」は、40人学級から35人学級とする教職員定数の標準を、再来月入学の中学1年生の学級にも適用し、3年間で完成させる法案。これは与野党の文教族の悲願でしたが「清和研」幹部の松野博一大臣のときに急に財務省が認め、プログラム7年目に入ります。

 当ニュースサイトが今のはてなブログでなく、gooブログだった8ヶ月前(2025年6月16日)にスクープした、「金融機能強化法改正案」も決定しました。法律そのものは恒久法で、延長規定は必要ありません。預金保険機構が地域金融機関に資本を注入する制度を5年間、2031年3月まで延長する内容。当サイト取材に金融庁は10年延長も目指したいとしましたが今次改正でも5年間延長となりました。

 きょう(2026年2月28日)は、中道改革連合が党本部で小川代表・階幹事長、野田、斎藤両前共同代表が出席して、オンライン会議システム「ズーム」で「惜敗者ヒアリング」。階幹事長が党本部ホールでぶら下がりで説明します。とにもかくにも、お金の情報が入れば、これから3年間、当ニュースサイトでも積極的に報道していきます。
小沢一郎さんの「一清会」の関連団体が惜敗者全員に総額300万円以上寄付できるはずですから、小川代表らの胆力が試されます。

 さて、今週の国会で書き漏らしがいくつかありました。異例ですが、土曜日のこの記事で補います。

 ●ウェルビーイング 木曜日の参・本の代表質問2日目で、自民2人目の上野通子さんが「17成長分野や8つの横断分野の縦軸・横軸で議論がスタートしている成長戦略のすべての土台にウェルビーイングという視点をしっかり位置付けることこそ、総理が今回の総選挙で訴えられた思いを実現することにつながる」と高市さんに働きかけました。上野さんは、6年前、令和2年11月5日の参・予算委で「まず持続可能な社会の担い手となる子供たちの教育の在り方、次にSDGsの取組について、そしてウエルビーイングについて、順次この観点から御質問させていただきたいと思います」と語りました。正直当時は、うさんくさいと思っていました。が、大野トモイ横浜市議の記事で書いたように、横浜市の予算案では、前は「子育てしやすい」「預けやすいまち」と要求していたものが「すべてのこどものウェルビーイングを支える」との政策ツールの一本化で査定が認められて、野党的な大野市議も「目を見張った」と語りました。軽井沢町の観光予算を観光庁が断わられた後に、環境省の「SDGs」の実証実験モデル200自治体で認められたことがあります。小泉環境大臣(当時)は「国際機関や国の動きが遅いから、自治体から玉突きで気候変動対策する」という趣旨のことを言っていました。このため、今後は、SDGsというよりも、「すべてのこどものウェルビーイングを支えるトータルパッケージだ」と要求すれば、査定が認められる時代になりそうに感じます。

 また、きのうの衆・予の基本的質疑1日目の中道改革連合の質問を取材していましたが、きのう当日の記事は、消費税食料品2年間ゼロを1年以内に実施する場合は補正予算案が必要になるという趣旨の後藤祐一さんの指摘に絞って文章にしました。

 きのう、小川淳也代表は「われわれは全閣僚そろわなくて良いと申し入れをしていたのですが、今回全閣僚そろった理由は、なんですか。委員長、経緯を教えてください」と語りました。きょねん5月の同意で、総括質疑方式でも総理+財務大臣+要求大臣でいいことになりましたが、全閣僚出席は高市国対の要望だったことになります。

 岡本三成政調会長の「ジャパン・ファンド」について、首相は「情報提供に協力したい」としました。長妻昭・筆頭理事は「消えた年金」として「大阪で700万円を受給した男性がいる」としました。民主党政権時代に野党・公明党として参・予算委で5回質問していて、今回衆転した山本かなえさんは「全世代型社会保障国民会議と国民会議はどう違うのか」とルーキーらしさを含んだ指摘をしました。野党・山本さんも激しく民主党政権をなじる場面がありましたが、尖閣諸島中国船籍衝突のビデオ隠しと官房長官の検察官干渉は批判されてしかるべきことだったと、今、思います。

[写真]ザ・キャピトルホテル東急、衆議院第二議員会館、衆議院第一議員会館、首相官邸など、昨年末、宮崎信行撮影。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


ページ上部へ戻る