政権交代チルドレン7期連続の後藤祐一さんが「中道」効果、消費税率を年度途中で変えた場合、地方消費税減収の自治体向けの地方交付税増額のための法改正案・補正予算案が必要だと高市内閣認識せず

 今は亡き江田五月・参議院議長のウェブサイトのアーカイブがあり、この「リンク集」 に「朝日」「日経」と並んで、「下町の太陽」とあり、このブログのことです。「リンク集」という言葉こそ聞かなくなりましたが、党首・閣僚経験がある国会議員のホームページは少なく、ましてや議長の個人HPのリンク集に個人経営のニュースサイトが載っていることは、ブログジャーナリズム黎明期に大きな効果がありました。党ニュースサイトのファクト報道に逆らう小沢一郎信者からは「江田議長は間違えて載せた」とのバイアス発信がなされるほどの大きいことで、感謝しています。その後、菅直人さんが首相になりましたが、江田議員がいなければ、歴史は変わったでしょう。「下町の太陽」とは民主党と公明党がともに太陽をかたどったマークを使っているので、合併して新進党を再結党して自民党との二大政党制になってほしいとの思想を暗示したハンドルネームでした。現在の私の考えは違います。

 その後の、第45回衆院選で初当選した「政権交代チルドレン」で、7期連続当選したのは、中道の後藤祐一さんと国民代表の玉木雄一郎さんの2人だけになってしまいました。ともに東大法卒の過去官僚ですが、後藤さんは内閣官房の構造改革特区室出向時に覚醒した、意外とよくあるパターンで、玉木さんより志は高いという見方もできそう。また、厚木高校の先輩、甘利元幹事長・元税調会長よりも後藤議員の方が連続当選していることは年齢差を考えても驚きという地元の保系系の人もいそうです。ちなみに、厚木高校同窓会が甘利さんにだけ推薦を出すのは当然と主張していた私と同世代の会社社長は現在、景気が悪いようです。後藤さんはきょうも質問しました。

【衆議院予算委員会 きょう令和8年2026年2月27日(木)】

 「令和8年度予算案」は前日の趣旨説明に続き、基本的質疑1日目(合計で3日)の1巡目の前半となりました。

 但し、中道改革連合の「犠牲」のもとに、とても大事な論点が浮上しました。あえてそれに絞って書きます。

 後藤祐一さんはまず暫定予算案の編成について問い、片山さつき大臣は内々に準備しているという趣旨の答弁をしました。

 高市総理・小林政調会長率いる自民は第51回衆院選で「補正予算を前提とした予算編成と決別」「飲食料品は、2年間に限り消費税の対象としないことについて、今後国民会議において、財源やスケジュールの在り方など、実現に向けた検討を加速します」とし、ゆうべから国民会議が始まりました。

 一方、現行法律はこうなっています。消費税法その第1条で「消費税の収入については、地方交付税法に定めるところによるほか、毎年度、制度として確立された年金、医療及び介護の社会保障給付並びに少子化に対処するための施策に要する経費に充てるものとする」とあります。消費税法1条から委任された地方交付税法はその第6条で「所得税及び法人税の収入額のそれぞれ百分の三十三・一、酒税の収入額の百分の五十、消費税の収入額の百分の十九・五並びに地方法人税の収入額をもつて交付税とする」と書いています。つまり、消費税収の19・9%は地方交付税となります。

 仮にむこう14ヶ月間、令和8年度の途中の月から、食料品の消費税率ゼロとなると、自治体の減収分を地方交付税法の再改正法案で増額し、補正予算案で歳出の追加をしないと、あっと言う間に立ちゆかなくなる自治体もけっこうあります。

 この構図は、自治労から支持を受けている小選挙区選出の議員全員を含んだ立憲民主党で、消費税議論自体をタブーにしてしまい、創業者の枝野幸男さん(惜敗)がなぜか突然、消費税率維持を声高に主張したり、前代表の野田佳彦衆議院議員が「ベーシックサービス」を「ベーシックインカム」と言い間違えた記者会見同席者を慌てて訂正させたりすることにつながっています。

 きょうの審議では、この流れで、赤澤亮正・経済産業大臣が答弁しましたから、高市内閣も、地方消費税制度を理解していないと考えられます。高市さんはブログで「住民税、所得税、消費税」という語順で書いたことがあります。私は「住民税、所得税」という語順の文章を人生で初めて読みました。高市さんは自民税調総会で1年に1回だけ税改正を発言するともしています。

 今国会では、改正所得税法の「基礎控除」の規定も複雑になる法案(221条閣法3号)も成立する見通し。複雑怪奇な税制で、青木主税局長と租特目安箱が頼りの政治がもうしばらく続きそうです。きょうの問答で、坂本哲志委員長を中心とした場内協議となり、主税局が減収の見積もりの資料を理事会に出すことが決まりました。

【衆議院総務委員会理事候補者懇談会】
【衆・財務金融委理事候補者懇談会】
【衆・文部科学委理事候補者懇談会】
【衆・議院運営委員会理事会】
 各々、開かれました。

 あさって9時から1巡目の後半。国民の村岡敏英選対委員長は、豪雪について、国交、農水大臣らの質問する予定。

[写真]複雑怪奇な税制で与野党議員から頼られる、青木・財務省主税局長、きょねん2025年8月6日、衆議院第二議員会館で、宮崎信行撮影。

[写真]第47回総選挙直後の会計検査院の国会法にもとづく森友学園報告のヒアリングで、自分の属する希望の党だけでなく立憲民主党との合同だと気づいてあわてて部屋を出ようとしたもの同僚議員の声かけで在室して発言する後藤祐一衆議院議員、9年前の2017年11月22日、宮崎信行撮影。

 

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