
今国会は野党はスキャンダル追及は少なくなっています。「安全保障」「こども」「エネルギー」の3本柱は崩れていません。
【衆議院予算委員会 令和5年2023年2月15日(水)】
「令和5年度予算案」12日目。そのうち集中審議2本目でタイトルは「安全保障及び少子化対策など内外の諸課題について」で1本目と同タイトルになりました。
分科会が来週20日(月)21日(火)に行われることが決まりました。
自民党は石破茂さんが質問。「総理、その後具合はいかがでしょうか。私は政調会長のとき内視鏡手術をしましたが後がつらかった」と語り「総理と私は同じ昭和32年生まれだ」と2期後輩の首相に対して健在ぶりをアピールしました。
石破さんは、統一教会との関係があった政策科学研究所(中曽根康弘・渡辺美智雄派)に在籍していましたが、質疑では相変わらず「私の師である田中角栄」と語り、「猪瀬直樹さんの昭和16年夏の敗戦」を取り上げました。石破さんが同書を引き合いに出すのは、6回目以上でした。
石破さんは幹事長時代も土曜朝の議員会館に出勤するとされ理由を訝る向きもありました。勉強しているのかと思いきや、何もアップデートされた兆候の無い健在アピールでした。きのうの山本有二さんと同じくさっそうと連続当選してきましたが、立憲民主党の岡田克也さんが勉強を欠かさず「国民保護法の核シェルター」「配偶者控除と配偶者手当の整理」など政策プログラムを浮上させていることと違いが際立っています。国と地方での子分づくりの面倒見がよくない点は似通っているようにも感じますが、石破さんは地元はそれなりにやっているのかもしれません。
立憲民主党は枝野幸男前代表が登場しました。泉健太執行部への批判はまったくありませんでした。
枝野さんは「安全保障」「エネルギー」を質問。実は、枝野さんが代表時代に「関西電力助役問題」が浮上しましたが、幹事長・国対委員長ら近畿ブロック選出議員が労使で「質問させない議連」の結成に追い込まれ、追及が立ち消えになりました。関電は9会社で最も原発依存率が高いです。しかし、電力総連の国民民主党支持も際立ち、以前のように参議院会派副会長として自民党若手と勉強会をつくる現職もいないこともあり、脱原発に舵を切ったように、私は感じました。
黒田東彦日本銀行総裁に対しては1期生の藤岡隆雄さんが質問しました。野党は「植田総裁案」の提示で大規模量的金融緩和の修正を迫る姿勢を崩してはいません。
【衆議院内閣委員会 同日】
「谷公一国家公安委員長の所信的あいさつに対する質疑」がありました。
【参議院国民生活経済及び地方に関する調査会 同日】
「地方の現状と地域経済」をテーマに参考人質疑と自由討議がありました。
【参議院外交及び安全保障に関する調査会 同日】
「原発」「核」など広く言えばエネルギーに関した参考人質疑。
【参議院資源エネルギー・持続可能な社会に関する調査会 同日】
エネルギーをめぐる国際情勢。調査会は政局と離れることになっていますが「安保」「エネルギー」国会となっています。
●あすの衆議院議院運営委員会理事会は「植田総裁案」リークの官房長官の調査報告とそれに対する質疑。
●あすの衆議院憲法審査会は、今週も開かれません。
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