静かな動揺と進む政策決定 燃えろ左翼、改憲手続の国民投票法案衆議院を通過で「CM規制検討の枝野・山花3年凍結条項」解除で参議院に送付

 軍靴の足音が近づく日本人社会を遠目に見ていたら、近場の北区立滝野川第三小学校で火事がありました。ちなみに私が卒業したのは「四」で別の学校です。木原稔官房長官の午後の記者会見が異例の55分遅れで、「10時58分頃出火し11名が負傷した」と発表しました。報道によると音楽室準備室の使っていないストーブから発火したという情報もあります。官房長官は文部科学省に古い学校施設の安全管理の点検を指示したとしました。自民党系で区議4期13年「都議2期3年」という珍しい経歴の山田かな子区長の出身校だということもあり、他の小学校施設にも同じ問題がないかの究明が待たれます。

 度々私が書いてきた、改憲手続法の「附則4条」の3年凍結規定は、2月8日の選挙からわずか4ヶ月で、衆議院を通過し、歯止めが解除される見通しです。

【閣議・官邸 きょう令和8年2026年6月19日(金)】
 山本ジョージさんへの答弁書などを決定しました。上述の官房長官の55分遅れですが、衆参正副議長に「皇室典範改正の法案の骨子案」を提出し、それに関連して会議が何らかの理由で長引いたようです。長官は、6月29日(月)に要綱を示すという段取りを明言しました。逆にいうと、それまでに法案は出ないということになります。

【衆議院本会議 きょう令和8年2026年6月19日(金)】
 「種子法を復活させる2法案」(221閣法46・47号)を一括して採決し、賛成多数で可決し、参議院に送られました。意欲的な農林水産省の8法案が衆議院をすべて通過しました。鈴木憲和大臣も株も大きく上がりました。参では他の法案も審議中です。が、主食用米の作付けが700万トンを大きく超えており、去年と逆に米価急落となると畜産族が巻き返すかもしれません。

 「憲法改正手続のための国民投票法改正案」(221衆法11号)は、討論なく採決され、共産・れいわのみの反対、中道改革連合も含めたそれ以外の政党の賛成多数で可決し、参議院に送られました。参議院は立憲民主党の長浜博行会長・小西洋之筆頭幹事となりますが、遅延行為をすると、同じ千葉県の石井準一・参議院自民党幹事長から制裁を加えられるかもしれません。
 
【参・本会議】
 まず重要広範議案「刑事訴訟法改正案」(221閣法61号衆議院修正)が議題になりました。首相は、週刊現代・文春が報じた「松井健氏」と「公設第一秘書」の「中傷動画作成依頼・サナエトークンお墨付き疑惑」を問われました。首相は「秘書としては、はっきりとした記憶はなく、直接お会いしたこともないため、面識がない方という認識であると報告を受けております。また、他の、誹謗中傷するような動画の作成や、発信を、この男性に依頼したのではないかとのご指摘もありますが、そのようなことは、決して行っていないと聞いております。サナエトークンについても、お尋ねをいただきましたが、高市事務所として、発行したい側からそうした名称の暗号資産が発行され、取引がなされるということについて、説明を受けたことはなく、承認をしたこともないと報告を受けております」と答弁しました。

 「日本とフィリピン、オランダ、ニュージーランドとのACSA協定」(221条約1、2、3号)は、投票総数244、賛成は無所属全員を含む228、反対は共産に加えて、参では、れいわ新選組、沖縄の風、社民党が反対にまわり16となり、賛成多数で両院で承認されました。「日本カナダ刑事共助協定」(221条約8号)が全会一致で両院承認されました。

 「郵政民営化法を改正する法律」(221衆法13号)は、賛成232、反対12(共令)で可決し、成立しました。

 「社会福祉法を改正する法律」(221閣法45号)は、賛成228、反対16(共令・沖縄の風・社民)で可決し、成立しました。

 「国立国会図書館法を改正する法律」(221衆法15号)は、243、238、5で可決し、成立しました。

[写真]右を向く高市早苗首相、5年前の2021年9月、宮崎信行撮影

【衆・内閣委】
 「グローバル・スタートアップ・キャンパス」都心に設置する「科学技術・イノベーション創出活性化法改正案」(221閣法41号)の質疑をして、山下貴司委員長が質疑終局を宣言しました。基金削除などの修正案が次回提出され、採決。

【衆・財務金融委】
 日銀の氷見野副総裁(元金融庁)が通貨及び金融の調節に関する報告をして、それに対する質疑がありました。副総裁は2名置かれています。

【衆・厚生労働委】
 大串正樹委員長が「マクドナルド・ハウス」などへの視察の報告をし、その後、一般質疑をしました。

【衆・経済産業委】
 「電気事業法改正案」(221閣法36号)を全会一致で可決すべきだと決めました。

【参・災害・復興特別委員会】
 重要広範議案「防災庁設置2法案」(221閣法13・14号)の参考人質疑がありました。内閣委の渋滞が予想されるため特別委に付託されたわけですが、ちょうど1ヶ月前に衆議院を通過してきているので、最近にしては時間がかかっている印象です。

【参・デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会】
 「ビッグデータ活用2法案」(221閣法53・54号)の参考人質疑がありました。実名の病歴の民間への売り渡しが課題となっていますが、きょうは個人情報保護法の企業への課徴金新設の話題も多く、企業寄りの印象でした。災害特と同様に、金曜午後に参考人質疑があるのは、珍しい印象です。

●衆議院の総務、法務、文部科学、安全保障の各委員会は理事懇談会を開きました。衆参の議院運営の理事会・委員会も開催されました。

 第221回特別国会は、最も重要な法律群が、この後から提出されることになっています。

●週明け月曜日(6月22日)は、9時から3時間衆議院で、午後1時から3時間参議院で、予算委員会の予算実施状況の調査があり、NHKテレビ・ラジオ中継されます。当ニュースサイトが独自のルートで入手した質問通告書によると、「後藤の壁」こと後藤祐一さんが金融庁政府参考人に質問。その中で「総理は、自らの公式Xで3月2日午後9時6分に「SANAE TOKENという仮想通貨が発行され、一定の取引が行われていると伺いました」とポストしているが、サナエ・トークンの存在を認識したのはいつか」問うことにしています。参議院では杉尾秀哉さんが引き継ぎ、総務省の林芳正大臣に対して「中傷動画」について質問することになりました。終盤国会を前にしたヤマ場となります。

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