【2020/9/9】政党分割・資産分割を決定、国民民主党から合流新党への持参金は30億円弱(与党・公明党1年分)で立憲民主党の債務残高を上回るもよう、小沢一郎氏の昨年の自由党解党9億円どうなる

[写真]筆者・宮崎信行が1994年12月の「新進党結党大会」に「自ら総支部代議員として他の2人を誘導して参加する役割」をした際に、腹ごしらえした「とんかつの和幸」。いまだに健在。ここは神奈川2区であり、その後に初当選した衆議院議員がもうすぐ自民党総裁・首相へ。もちろん新進党はもうない。霞が関の旧郵政省隣のビルのチェーン店はことし閉店したようです。写真はきょねん5月撮影。

国民民主党はきょう令和2年2020年9月9日(水)都内で両院議員総会を開き、合流新党組と玉木新党組で資産を分割し、政党を分割することを、発言無し、全会一致で議決しました。平野博文幹事長が報告と提案をしました。無所属になる議員にも一定の配慮がなされることになりました。無所属組は冷遇されそうですが、さすがにこの程度の政局を読めない人ではどうにもなりません。

政党を分割した玉木新党組も11日でいったん解散するため、1996年に結党した民主党は完全に消滅します。

合流新党への持参金は30億円弱になるとみられます。これは与党・公明党1年分の収入に匹敵する巨額。立憲民主党が分割返済している債務総額よりも多い額になると考えられます。もちろん衆院選が近いので、債務はそのままで、これまで断られてきた市中銀行からの借り入れも検討するでしょう。

一方、無所属になった、自動車総連、UAゼンセンなどの議員には「一定の配慮」にとどまるため、寄付はあるでしょうが、金額は少なそうです。

山一・拓銀ショック翌月の新進党解党は小沢一郎党首・西岡武夫幹事長の2人だけで秘密裏に二十数億円を現金で党本部内で「疎開」させたうえ、突如「分派」を提案して、すべてのお金を自由党に「持ち逃げ」しました。ところで、現金を疎開させた2人の小沢系職員のうちの1人は国民民主党の経理局の事務部長になっています。

私は新進党解党(実際には自由党への全額持ち逃げ)蛮行を絶対に許さない思いで、人生を歩んできました。小沢一郎さんは2012年7月11日に「国民の生活が第一」の美名とともに結党した法人を2019年解党して、9億円を支配下に入れました。小沢さんが50年間に衆議院事務局と自治省から受け取った歳費と文書通信交通滞在費の手取りに匹敵するほどの巨額です。私は1997年12月以来、自分の手を汚さずに小沢一郎さんを社会から消すことを目標に生きてきましたが、小沢さんはきょねんも9億円を支配下に加えました。今後の動向に注目です。

きのうは、自民党総裁選3候補のうち、唯一「自民党幹事長」の経歴を持つ石破茂さんが「政党法」の制定に言及しました。

私としては「解党ビジネス禁止法」をつくり、有権者の選択肢を減らして自由を奪い去った事案として、内乱罪と同じ重罪にすべきだと考えます。私は本気です。

そして、四十数億円があれば、目の色が変わるのが人間として当然。そうでなければ、GoToキャンペーンも成立しません。そういった地下水脈をおさえられない人が多いのは、義務教育段階でアメリカと違い日本では複式簿記が教えられていないことが決定的な要因です。神津里季生さんは、東大卒では2人目、国立小学校出身の初めての連合会長だと思いますが、連合発足以来最低最悪の会長であることを歴史が断定することは間違いなし。ことここにいたっても、神津さんを擁護する人は、いくらもらっているんでしょうか、私は不可解で不可解でなりません。

以上です。

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