今日は衆参とも無し

 第221回特別国会は、国会の意思で、通常国会と同じ150日間の当初会期がとられていますが、きょうで55日目となります。衆参とも休み。今週は火、木で衆・本が開かれ、あすの参では参議院先議法案も審議入りしていく「審議入りウィーク」となります。

 一方、月曜と水曜が定例だとされる参議院決算委員会は、実質的には参院選以降に質疑がされていません。順番すると次回は総理入りの本会議・委員会になると思います。11月に新しい決算承認案が会計検査院から出ますので、それより前、ここ数ヶ月内に、参議院第一委員会室に高市総理を呼んで質疑したいのが西田昌司委員長の本音でしょうから、この辺もリーク報道が出るかもしれません。

 中道改革連合では、「連続5選だった56歳男性」「連続3選だった42歳男性」らも先月31日で完全に事務所を閉める事例が出てきました。一部の前議員は3月31日までに後援会ミーティングを開き「政治活動を続けて来年4月の地方選で仲間を応援する」と宣言した上で、事務所は完全に閉鎖し、中道本部と調整がつけば総支部を新設するとしました。なお、資金管理団体の収支報告は12月31日締めなので、1月以降分の提出は遅れないでほしいと、党本部(これは立憲の方)が通知していることは確認しています。

 きょねん2月に立憲民主党が「高額療養費」を予算委でとりあげたところ、悲鳴にも似た反響が週末に総支部に寄せられたというような衆議院の動きは当面ないことになります。農業の従事者数減少と金融緩和で「地域が流動化」していると思います。

 玉木雄一郎さんが繰越金10億円を担保に8億円を借り入れた一方、野田元財務大臣、安住元財務大臣らが事業計画表や資金繰り表をつくった形跡はありません。政党交付金は意外にも年26億円入ることになりましたが、岡田克也立憲幹事長時代に新規採用した職員ら全員を同じ年収で雇用し、岡田民主党代表が二大政党制のため個人への調査委託(源泉徴収税金納付が必要)と総支部への交付金を同額で続けると、24億8000万円なので、足りる計算になります。が、創価学会の佐藤浩副会長が承服するわけがありません。「穏健な多党制」を前提にした参政党とみらいが、「立花NHK党・政治家女子48党」の賞味期限5年と同じか、れいわ新選組より短くならないと、「政権交代ある二大政党制」に安住した中道は、次期衆院選での現有議席増すら難しいと考えます。

●政府与党連絡会議が開かれ吉村洋文代表も上京して国民会議の報告などがありました。自民党役員会では、およそ4ヶ月ほど先とみられる香川県知事選で2選をめざす現職の推薦を決めました。

●ところで、おととい「令和8年 学生雄弁界・大同窓会」が港区内の施設で100人、4時間開かれ、参加しました。主催者の東大、日大の2人の先輩に感謝します。数年ごとに開いているそうですが、私は16年ぶりに参加しました。初対面と認識の2歳下の元副大臣の現職からも「ああ宮崎さん」と声をかけてもらいました。読者の人も数人いました。それなりに元気な人が出てくるわけですが、そうはいっても、現職国会議員とジャーナリズムは意外と少ないという話を参加者の一人としました。たしかにそうで、永田町・ジャーナリズムで政治にかかわっている人は、1億人の有権者の僅少な割合でしかないと感じました。

●さて2月8日の中道改革連合の壊滅的敗北もあり、先週金曜日(2026年4月9日)の榛葉賀津也幹事長定例記者会見で、久しぶりに青い一般通行証と金属探知機・荷物検査を受けて、国民民主党さんに入れてもらいました。私は早稲田大学鵬志会1年から議員会館の出入り35年目に入り、その間一度も失脚しない絶妙なバランスで生きてきました。荷物検査を受けるのは数年ぶりでしたが、みんなこうやっているんだし、35年中25年はこうやってきたんだから、早くなれて、臥薪嘗胆、がんばろうと思います。10分前行動を心がけます。


[写真]一般通行証で衆議院第一議員会館の国民民主党会議室で、榛葉賀津也幹事長記者会見に備える、筆者・宮崎信行、先週2026年4月9日(金)。

●あすの予定 あす火曜日(4月14日)は参議院の常任委員会が開かれ、そのうち内閣委員会では、赤澤亮正経済産業大臣が「中東情勢に伴う重要物資安定確保担当」として政府方針を発言して、その後、それも含めた一般質疑がなされます。経産相は今国会の「内閣委員会」の店開きで、参・内閣委では「万博担当大臣」、衆・内閣委では「中東情勢に伴う重要物資安定確保担当」として所信的あいさつをしていました。一部野党は煽り過ぎだとの声もあります。参議院先議法案もいくつかの委員会で初めて審議入りする見通し。

 衆議院本会議は重要広範議案「防災庁設置2法案」(221閣法13及び14号)が審議入り。

●あさっての予定 いわゆる全体会議「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議に基づく政府における検討結果の報告を受けた立法府の対応について関する全体会議」が、衆議院議長公邸で開かれ、衆参正副議長、官房長官、各党衆参代表者らが2時間程度議論。前衆議院法制局長の橘幸信・参与が、経緯を説明し、各党派が意見を表明して、言いっぱなしでその日は散会する見通し。なお、SNS世論で「女性」と「女系」の違いが分からない人が再び増殖してきて、これにはがっくり。

以上です。

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