【日程】あす(7/30)にずれ込み「月末・金曜日」、神奈川・埼玉・千葉3県知事の緊急事態宣言の要請を受けた基本的対処方針分科会の開催はあす

[写真]きのう1000人を突破した神奈川県庁(横浜市中区)は、隣県である静岡県のスルガ銀行が横浜銀行とともに支店を持つなど横浜港らしく交流が多い風土を持つ=おととし2019年・宮崎信行撮影。

きのう神奈川県内の一日の新型コロナウイルス感染症陽性者が1000人を超えたことに象徴されるように、4連休・東京オリンピックの後、首都圏3県に感染が急拡大しており、3県知事がきょう会い、政府に緊急事態宣言を要請することになりました。そして、菅義偉首相らが協議。ただし、けさのNHKの報道によると、基本的対処方針分科会の開催は、あす令和3年2021年7月30日(金)にずれ込むようです。衆議院議院運営委員会・参議院議院運営委員会での西村大臣などの事前報告とそれに対する質疑も、あすにずれ込むかもしれません。

前日の報道では、自民党幹部が「神奈川で1000人を超えたら緊急事態宣言だ」というような非科学的な発言をしたようにも伝えられており、科学的知見からの説明も強く求められます。

分科会は、国会開会中は異例の「金曜午前7時スタート」もありましたが、金曜日開催に突き上げがあり、政府は木曜日に前倒してきました。しかし、今回は月末の金曜日ということで、飲食店経営者にうっぷんがたまりそうです。

前回の基本的対処方針に書かれた資料をみると、3県への緊急事態宣言はことし1月8日から3月21日までだったようで、およそ4カ月ぶりということになります。この間、先輩への挨拶のため、私は1度だけ神奈川県に行きましたが、シャッターが閉まっているお店は増えているような印象ができましたが、東海道線の平日日中の乗車率はほとんど変化が無いような感触を得ました。連日摂氏30度超えの真夏にウイルス感染症が拡大するという想定が専門家も含めたあったかどうかも、国会での議論が必要かもしれません。おそらくなかったでしょうが、それならば、追加の協力金・給付金の検討が必要になるでしょう。

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