「左右の全体主義を排し主権者意識の 涵養を軸とした健全な民主主義を実現する候補者全員当選」で決着、政策協定締結式、連合と国民民主党、立憲民主党は別の政策協定に締結 第49回衆院選

15時15分速報、16時7分更新。

[写真]玉木雄一郎国民民主党代表(左)、枝野幸男立憲民主党代表(右)
各々との政策協定式を催す、神津連合会長(中央)、きょう令和3年2021年7月15日、都内の「全電通会館」で、連合撮影・提供=宮崎信行管理。

連合と国民民主党は、きょう令和3年2021年7月15日(木)の連合中央執行委員会内で政策協定締結式を開き、第49回衆院選の政策協定として「左右の全体主義を排し、健全な民主主義の再興を力強く推進する候補者全員の当選を果たすべく、連合、立憲民主党と協力する」と盛り込まれたことが分かりました。

立憲民主党と連合は別の政策協定を結びました。

中執はいつも通り、東京・神田地区の連合会館の近くにある全電通会館(情報労連本部)で開かれました。

連合文学での、この文言は初めて。

立憲民主党サイドの政治家が提案した文言と思われます。

これについて、玉木代表は同日、「全体主義を排す」とは、共産党と連立政権を組まないという意味だ、との独自の解釈を議員会館内の記者会見で述べました。

神津会長、榛葉賀津也幹事長、小林正夫・連合組織内国会議員会会長(電力総連)や、次期会長候補をかかえるUAゼンセン組織内の川合孝典・都連会長らが、長野補選、都議選での立憲民主党と共産党との関係について、難癖をつけ続けてきました。

●連合と立憲民主党が締結した「第49回衆院選に向けた政策協定」は次の通りです。

第 22 回中央執行委員会 /2021.7.15
第49回衆議院選挙に向けた政策協定
第49 回衆議院選挙に向け、 以下 の通り 認識を共有 する。
1.新型感染症 の拡大 という 世界規模の課題に 直面する今、 わが国の最大の課題は、
コロナ危機の克服であり、命とくらしを守ることを あらゆる政策の起点とする。
2.コロナ危機で明らかとなった 日本社会の脆弱性 、すなわち、 医療資源の偏り、
不 安定雇用の 拡大 、 デジタル基盤の 遅れ 等 、あらゆる歪みを改め 、誰一人取り
残さない包摂社会を構築する。
3.あらゆる政策資源 の積極 投入 により 、 誰もが希望する 働き方・くらし方を選択
できる安心社会に向けた、雇用のセーフティネット を実現する。
4.新しい資本主義を志向する世界の潮流と呼応しつつ、 税財政の構造改革 を通じ 、
持続可能な日本社会を将来世代に 引き継いで いく。
5.左右の全体主義 を排し、 主権者意識の 涵養を軸とした 健全な 民主主義 の再興を
力強く 推進 する。
上記の
実現のため、 第 49 回衆議院選挙に 向けて 、 立憲 民主党 、 連合は、 以下 の
内容について、ここに協定する。
○ 上記の実現を志す候補者全員の当選を果たすべく、 今回、連合と同じ内容の協定を結ぶ国民民主党と連携・協力し、一丸となって 取り組む 。
○ 上記の実現に不可欠 となる 立法措置に向け て 、 国会に おいて 最大の力 を 発揮 し
得る 体制を構築 し、多くの国民の期待に応える。
2021年7月15日
立憲民主党代表 枝野幸男
日本労働組合総連合会会長 神津里季生

●連合と国民民主党が締結した「第49回衆院選に向けた政策協定」は次の通りです。

第 22 回中央執行委員会 /2021.7.15
第49回衆議院選挙に向けた政策協定
第49 回衆議院選挙に向け、 以下 の通り 認識を共有 する。
1.新型感染症 の拡大 という 世界規模の課題に 直面する今、 わが国の最大の課題は、
コロナ危機の克服であり、命とくらしを守ることを あらゆる政策の起点とする。
2.コロナ危機で明らかとなった 日本社会の脆弱性 、すなわち、 医療資源の偏り、
不 安定雇用の 拡大 、 デジタル基盤の 遅れ 等 、あらゆる歪みを改め 、誰一人取り
残さない包摂社会を構築する。
3.あらゆる政策資源 の積極 投入 により 、 誰もが希望する 働き方・くらし方を選択
できる安心社会に向けた、雇用のセーフティネット を実現する。
4.新しい資本主義を志向する世界の潮流と呼応しつつ、 税財政の構造改革 を通じ 、
持続可能な日本社会を将来世代に 引き継いで いく。
5.左右の全体主義 を排し、 主権者意識の 涵養を軸とした 健全な 民主主義 の再興を
力強く 推進 する。
上記の
実現のため、 第 49 回衆議院選挙に 向けて 、 国民 民主党 、 連合は、 以下 の
内容について、ここに協定する。
○ 上記の実現を志す候補者全員の当選を果たすべく、 今回、連合と同じ内容の協定を結ぶ立憲民主党と連携・協力し、一丸となって 取り組む 。
○ 上記の実現に不可欠 となる 立法措置に向け て 、 国会に おいて 最大の力 を 発揮 し
得る 体制を構築 し、多くの国民の期待に応える。
2021 年 7 月 1 5 日
国民 民主党代表 玉木雄一郎
日本労働組合総連合会会長 神津里季生

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