【9/9】緊急事態宣言延長の衆参議運で経済再生相「ワクチン接種後もリバウンド予想される」、連合中執参院選方針決定、河野太郎あす出馬会見

きょうは自民党総裁選の出馬表明はなし。あすは河野太郎さん。岸田文雄さんが方針転換し、高市早苗さんが否定した「森友再調査」が争点に急浮上。安倍さんとしては「森友・加計再調査」なのかもしれません。

【衆議院議院運営委員会 きょう令和3年2021年9月9日(木)】

高木毅委員長はきのう総裁選取材記者に囲まれた際、遠巻きに眺める元番記者に対して「おい、番記者なんだからこっちにおいでよ」と取材対応していましたが、きょうの国会審議で、そのようなことはおくびにも出さず淡々と議事進行

9月30日まで緊急事態宣言延長の政府事前報告。ですが、自民党総裁選が9月29日なのに、次回の更新はどうするつもりでしょうか。

西村康稔・経済再生相は「海外の事例を見ると、今後もワクチン接種が進んでもリバウンドが予想される」と答弁しました。自民党の武井俊輔さん(宮崎1区)への答弁。

立憲民主党の広田一さんは「菅総理は最後くらい出てきて国会で説明したらどうか」、共産党の塩川鉄也さんも「なぜ首相はコロナ対策に専念するとして総裁選に不出馬を表明したのに、国会に出てこないのか」と気色ばみました。

【参議院議院運営委員会 同日】

西村大臣が衆と同様に「新規感染者は全国的に減少傾向がみられるが、以前、医療提供体制は厳しい情勢」とし、相変わらず日本医師会が発言力を持っていることをうかがわせる政府事前報告。自民党委員からは「需要が蒸発した」と経済を優先した「どちらかといえばウィズコロナ」の発言が目立ちました。立憲民主党の白真勲さんは「地元・東京では家庭内感染が6割。家庭内感染を減らせば、大幅に新規感染者が減るのではないか」と迫りました。

【連合第24回中央執行委員会 同日】

連合本部は、第24回中央執行委員会を開き、第49回衆院選であらたに、東京3区の立憲現職・松原仁さん、北海道4区の立憲新人・大築紅葉さんら9名の推薦を新しく決めて、これで連合推薦は、埼玉5区枝野幸男さん・三重3区岡田克也さんら累計で205名となりました。なお、東京7区の長妻昭・立憲民主党東京都連会長、東京5区(前回は比例)の手塚仁雄・同幹事長の推薦は今回もなく、東京地域協議会が上申していないようです。

第26回参院選(おそらく7月10日か)の「連合の考え方と闘うための環境整備」と題したとりまとめ文書も決定。「立憲民主党と国民民主党の連携・強化を通じた闘う相手を利さない候補者調整の促進」を本部が行うと明記。この表現は初めて。このことは、候補者を上申する権利がある地協と産別に対して、それに従うよう求めました。

この後、神津会長・相原事務局長の定例記者会見が「ズーム」で行われましたが、役員選考委員会で、来月6日に当選者が決まる次期連合会長について、JAゼンセンの松浦会長か、運輸労連の難波委員長か推薦できないまま立候補手続きが始まった現状の質問に、一切のコメントを避けました。

【自民党 あす(9/10)】

あす9月10日(金)は河野太郎さんの出馬会見で、岸田文雄さん、高市早苗さんに続きます。
[写真]菅首相、きょねん2020年9月、宮崎信行撮影。

あす午後8時から、当選3回生以下による「党風一新の会」を仮称した設立総会が完全オンラインとして案内済み。主催者が参加者を何人と公表するか注目されます。

【首相官邸 きょう】

きょう午後7時から菅首相記者会見が開かれました。

【立憲民主党 あす(9/10)】

コロナをめぐって、役員・政調会長・厚労部会長が代表に対して手交する予定。同党にとっては珍しいプロセス。

だいたい以上です。

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