【衆院選】選挙のプロ・山口那津男公明党代表「安住淳さんが言うリアルパワーが連合東京にまさった」となざしで評価

[写真]山口那津男・公明党代表、きょう2021年7月12日、都内で宮崎信行撮影。

公明党の山口那津男代表は、先週の都議選で、立憲民主党と共産党の一本化候補が一定の成果を得たことについて「安住さんが共産党との協力がリアルパワーだと評価している。一方で、連合東京は共産党との間は政策の違いがおろそかにして共闘するのは有権者に対する誠意ある行動とは言えないということをおっしゃっている」となざしで講演。そのうえで「リアルパワーが勝った」とし、安住淳・立憲民主党国会対策委員長の見立てが、連合東京の見立てよりも正しいとの考えを示しました。

筆者が会員になっている「共同通信きさらぎ会」できょう令和3年2021年7月12日(月)昼過ぎに講演しました。

山口さんは「今回の都議選では、立憲民主党と共産党の実質的な共闘のようなものが取りざたされた」とし、「立憲民主党は議席を伸ばしたのは共産党の協力があったのだろうと思います」とし「その証拠に」として上述の安住委員長の発言を引用しました。山口さんは1996年の選挙では連合東京から推薦をもらっており、連合東京はフェイス・トゥー・フェイスの付き合いだった時期も長く、内情をうかがいしる位置にあると思われます。

山口さんは「いずれにしても、衆院選は小選挙区が基本の政権選択選挙になる」と菅義偉首相を全面に立てる姿勢を、昨今の自民党議員よりも強いトーンで表明。立憲民主党に対して「政権選択選挙なので、基本政策ははっきりさせなければならないので注視する」と、立・共に釘をさしましたが、楔をさしたとまではいえず、好敵手ととらえているニュアンスでした。

来るべく第49回衆院選の目標について「小選挙区9議席、比例代表800万票だ」と語り「前回は700万票を割ったじゃないかと言われるが、目標にする」と述べました。自民党の獲得議席については触れませんでした。

西村康稔大臣の固有名詞にはふれませんでしたが、きょうから始まった第4次緊急事態宣言について「支援金は先払いにする政府の方針が示されたので、本当にできるようにやってもらう」とやや突き放した言い方をしました

補正予算案よりも先に、追加経済対策の政策パッケージをつくる方向性を示唆し、(1)子育て応援トータルプランをつくり、出産育児一時金のギャップ(東京で20万円と試算)を埋めるために引き上げる(2)感染縮小を前提として新しいGoToキャンペーン(3)防災減災ーーを提示しました。質疑応答での補正予算について「来年度当初予算よりも前に補正予算をやらないとは思っていない」としました。

山口さんは「1993年以降、日本は連立政権の時代になった」とし、2002年からの自公連立が第1次・第2次あわせて15年続いている秘訣は「部会をつくり、意見が分かれるときは合同のプロジェクトチームを作る。重要な問題では与党政策責任者会議を開く。そして2幹2国もやっている」と政策プロセスの確立を明示。そのうえで「官邸主導の動きもある」とし、自民党内や有識者から、批判的なニュアンスで使われる「官邸主導」について、公明党トップとしては好ましいニュアンスで説明しました。

このエントリーの本文記事は以上です。
国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読くださり、ご寄付をお願いします。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る