【参議院内閣委員会 きょう令和3年2021年7月15日(木)】
先月23日既報の通り、閉会中審査2時間半コースで、この記事の初公開時点で審議中です。
みんなの党宮城から自民党比例に移った和田政宗さんは「協力している店も協力していない店も苦しい。どう向き合うか、西村大臣の発言の真意を聞きたい」と語りました。
西村大臣は「なんとか感染をおさえたい思いだった」と釈明しつつ「足元・東京でも1日1000名を超えた」と交えました。これはきのうの数字で先週木曜日の時点では1000名未満なので、頭が混乱しているようです。
休業協力金の「先払い」について、今週月曜日に緊急事態宣言入りしているのに、東京都などはこれから1週間で払うとしています。西村大臣は「これまでは緊急事態宣言が終わってから最大月600万円まででお支払いしていたが、今回は8月22日以降ではなく、早期支出する」との答弁。緊急事態宣言が解除される日よりも先に払う先払い、という意味だったようです。東京都・沖縄県などの飲食店経営者にとっては、そういうニュアンスは共有されていたのでしょうか。
東京選挙区の立憲・塩村あやかさんは、国税庁の酒類卸、金融庁などの金融機関に対する通達のほか、東京都などが交付の見返りとして誓約書に種類を販売しないよう確約する条項を入れていたことについて、締め付け3点セットだとして、地元の声を聞くよう求めました。
閉会中審査の予定はとりあえずここまで。安住淳国対委員長らは臨時国会の召集と西村大臣の更迭の2つを要求。
【その他の予定】
連合は中央執行委員会で、立憲、国民と別々に政策協定を結びます。きょうは、神津会長の月例会見、玉木代表の隔週会見に加えて、枝野代表の臨時ぶら下がり記者対応が決まりました。
枝野、玉木、神津3氏の記者会見が同日に惑星直列するのは異例。
私は国会開会中にはけっしてしない、平日の午後1時に散髪店の予約を入れてしまったので、枝野さんの臨時ぶら下がり会見には間に合わず行けません。これは散髪に行かないと店主に日銭が入らず。お互い経営者として営業が持続可能なことは分かっているなかですが、常連だからといっても、サービスの対価なしに日銭を渡してしまうことはできません。とにかく経営というのは日銭があれば持続し、日銭がなければ持続しない。とても簡単な世界です。こんな簡単なことに、東大出た西村大臣、寺岡首相秘書官の想像力が及ばないのは、残念です。
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