100日以内に必ずある第49回衆院選の議席予想 週刊文春2021年8月12・19日夏の特大号

週刊文春「2021年8月12・19日夏の特大号」特別定価480円の34ページから、100日以内に絶対ある第49回衆院選の全289小選挙区の議席獲得予想が載っています。活動家の方は、ぜひ全選挙区の情勢を頭に入れるためにも、お買い求めいただきたい。感染回避のために、会社の推奨は分かりませんが、まるごとキンドル版を買ったり、オンラインの会員で記事単体で購入したりすることができます。

未明に入手していましたが、ここに載せるのは、午後3時になってしまいました。

小選挙区は9割以上、私も賛同。小選挙区3人のうち、自民新人がCプラス、立憲新人がCマイナス、関東維新新人がCマイナスついているところがありますが、仮に感染拡大などで自民がさらに支持率を下げて、立憲が小選挙区をとっても、関東維新が小選挙区勝ち上がりはあるのだろうかと思いました。また、9年間浪人している旧小沢ボーイズ・ガールズの立憲・維新元職に容赦なく、魔の3回生のうち評判が悪い人もCマイナスとなっていますが、地元での数字はどうなんでしょうか。


ぜひお手にとってみていただきたいですが、予想は自民党が小選挙区164(現有211)比例代表66(同65)で、230議席(276)。与党系無所属が4議席。単独過半数233議席を割り込む気配も出てきました。

公明党が選挙区7(8)比例代表23(21)で30議席(29)。接戦で落とす小選挙区がどこかは雑誌で見てください。

立憲民主党が選挙区90(47)比例代表35(62)で125(109)。野党系無所属が選挙区4(2)。このうち2人程度は立憲会派系なので、立憲の小選挙区は倍増の勢い。

共産党は選挙区1(1)比例代表17(11)で18(12)に伸びます。但し、立憲と共産の2党で改憲発議阻止議席は獲得できません。

維新(代表・吉村知事)は選挙区12(3)比例代表20(7)で32(10)へと3倍増。

国民民主党は選挙区6(6)比例代表9(1)で15(7)と倍増します。

社会民主党は選挙区1(1)比例代表1(0)で議席2(1)に倍増。

N党(立花党首)は0議席。

れいわ(山本代表)は比例で5議席を初めて獲得。

こういったところです。289選挙区のうち、50議席が自民から立憲へスイング。大阪府内の様々な競合区では維新が国・府・市連携で手堅く回復。国会議員とその家族の生活もありますから、このくらいのスイングが妥当だと考えます。

立憲は小選挙区倍増で第50回衆院選への政権交代を射程に。自民は単独過半数割れですが、自公連立は維持される見通し。維新は大阪府内の小選挙区を手堅く回復しつつ全国進出をじわり拡大。国民民主党、れいわは11ある比例ブロックのうち定数が大きいブロックの1位をとるものの、それ以上の党勢拡大は見込めない見通し。社民党は九州ブロックで存続効果を得られそうです。公明党、共産党は、21世紀になってからそうですが、国会での活躍ぶりと関係なく組織力にそった比例代表議席を維持するという政界構図になりそうです。

枝野立憲は、中盤・終盤よりも獲得議席が下がることが多く、票読みの能力はさほど向上していないことから、第49回衆院選も同じような構図になるかもしれません。前回は立憲と希望が合計2000万票で2012年与党時の2倍をとっていますので、投票率次第で、比例代表の議席が大幅に立憲が上積みすることが考えられます。

選挙の仕組みを理解していないと、数字の裏付けが分かりにくいかもしれません。

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