[写真]アタマ撮りで顔を上げない稀有な首相。レガシーメディアの政治部記者経験者たちは「国会内自民党総裁室は間口が狭くカメラ優先だし複数の総裁・幹事長の番記者を経験していないが、アタマ撮りでアタマを上げない首相は稀有だろう」と口をそろえる。選挙に勝てるのだろうか。2021年5月30日、宮崎信行撮影。
菅義偉・首相が自民党総裁選に無投票再選し、直後に解散総選挙に臨むシナリオが有力となりました。
野田毅さん(16期、石原派)率いる自民党総裁選挙管理委員会がきのう顔合わせ。次回は今月令和3年2021年8月26日(木)に開いて、総裁選日程を決めることにしました。
9月8日(水)告示・20日(月)投開票。
9月17日(金)告示・29日(水)投開票。
のシナリオが浮上しました。
このシナリオよりも前に解散した場合のワクチン接種率(ショット数)は65%、この後に解散した場合の投票日時点でのワクチン接種率(同)は80%で、2回接種率は70%を超えそうです。
青年局は総裁選は党員投票を含めたフルスペックのものにするよう要求。自民党総裁選は10年前までは「党員名簿貸出料」7500万円という、その時の幹事長も新幹事長も何に使われているのか分からないお金が必要でしたが、廃止されました。しかし、岸田文雄さん、石破茂さんがわずか1年で党員全員への電話かけが必要な陣営を再構築することは至難のわざ。官房報償費を形を変えてプールしている、菅さんの無投票再選は動かない情勢。
但し、その後の解散ですが、上述の通り、9月下旬までワクチン接種回数は1・6億回、ショット数で65%程度、それから40日以内にショット数では80%、ワクチン2回接種率だと70%ぐらいでしょうか、そのくらいになってきます。なんとか総選挙を戦える状態になるには、総裁選をやって無投票にしてからのぞむことになります。もちろん枝野幸男内閣への政権交代を許せば、第206回特別国会までに、菅抜きの総裁選になります。何度もいいますが、解散から来年7月10日(日)の参院選投票日まではジェットコースター。歯の治療と、WiFi環境の整備は今のうちにしましょう。
このエントリーの本文記事は以上です。
国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読くださり、ご寄付をお願いします。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。