【2020/8/13】きょう両院議員懇談会で「枝野党」まとめ上げ印象付け、全議員が「新党」参加の見通し、県連、地方議員にもリモートで説明

[写真]枝野幸男代表、5月、宮崎信行撮影。

民間習俗として「お盆期間」になりますが、立憲民主党はきょう2020年8月13日(木)午後、国会内で両院議員懇談会を開催する予定です。

この場で合併新党への異論はないと思われ、衆参全議員が参加する方向性が確定しそうです。昨夏9年ぶりに議席を回復した「私鉄総連」も異論なく新党に参加するはこび。

枝野さんはこの後、全国の県連幹事長・総支部長会議、全国地方議員会議をリモートで相次ぎ開き、交渉過程での説明不足を謝罪しながら、全員参加を促し、手ごたえを内外に強調するかまえ。

2017年10月に一人で結党した「枝野党」は、橘民義・ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス代表取締役会長ら合計2名の早稲田大学出身の創業経営者の個人からの緊急融資で設立にこぎつけましたが、立憲民主党の現在の規模ならばはした金。

細川護熙さんの日本新党の2年7カ月よりも長い2年10か月の歴史を閉じます。総理大臣にはなれませんでしたが、日本新党同様に代表選もありませんでした。当たり前です。

「新党」の初代代表は枝野さんの就任が確定的。枝野さんは当選9回ながら、ドライな人間関係で、国会議員、秘書団、地元地方議員、新聞記者らに側近がいないとの観測があります。

福山哲郎さん、蓮舫さんとごく一部のインナー幹部との腹のうちは強固でしたが、長妻昭さんですら主流から外れた党運営がみられました。東北大大学法学部の同級生弁護士が1期生で当選しながらもセクハラ問題がでると、あっさり無所属に。地元では女性の落下傘地方議員が40代前半で引退を表明しました。

国民民主党には1993年日本新党組が1名、1996年民主党組が1名、埼玉県連組が3名いますが、バランスを見た党人事となりそうです。干すようなことはしない人と思われます。

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