- 2021-4-26
- 第204通常国会(令和3年-2021年)
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第204回通常国会は残り32営業日となりました。ことしは「並びが悪い」ゴールデンウィーク。2001年には小泉純一郎新首相が4月最後に就任しました。今週金曜日は連休の谷間。20年ぶりの内閣改造・党役員人事があるでしょうか。
[写真]参議院の本館と議員会館を結ぶブリッジ、世論と政治をつなぐブリッジとして機能しているのだろうか、2017年、宮崎信行撮影。
【参議院国と地方の役割分担に関する小委員会 きょう令和3年2021年4月26日(月)】
参議院改革協議会の発足が遅れていますが、小委員会は開かれました。前回の参考人質疑で大学教授から「国と地方の役割ではなく、国と自治体の役割の方がいい」との意見があり、その通りだと考えます。
自民党の吉川ゆうみさんは中小企業の資金繰りとわいせつ教員の免許に関して質疑。国と地方とまったく関係なし。吉川さんは「コロナ融資22兆円は加重債務にもつながっている」と貸し手目線、商工会議所目線の一方的な主張を繰り返しました。わいせつ教員に対しては「魂のさつ人」と厳しくなじり、自民党内でも行政改革本部や女性局で、英国のような仕組みをつくるべきだとのまとめをしている、と語りました。
[写真]参議院議院会館横の壁は、国民と政治の壁を象徴しているように見える、2015年、宮崎信行撮影。
【参議院決算委員会 同日】
会計検査院の報告は、口頭は省略され、議事録に文書を添付することになりました。
「令和元年度決算承認案」は5日目。そのうち省庁別審査4日目。文部科学省、農林水産省、国土交通省。
立憲民主党の小沼巧さんは、高収益次期作交付金の要件変更に伴う混乱と執行状況について反省を求めました。ところで、当ニュースサイトが昨年「次期作転作交付金」という間違った表現をしてしまいましたが、コロナ禍を越えて2021年の次期作を意欲的に続ける農家に、2020年分の赤字を国が補填するという政策でした。
公明党の下野文六さんは不登校児について質問。不登校児のうち年間の出席日数が10日以内の者は、2万人を超える、一学年で2000人(児童数の0・2%)を超えるという深刻な実態が答弁されました。下野さんは、NPOとの連携を提案。文部科学大臣は「教育支援センターを中核として、公と民が連携して、教育委員会、学校、フリースクールが担う。家庭訪問などのアウトリーチ支援を強化することが中教審で提案された」と答弁しました。下野さんは「美術館の活用がいい」と提案しました。
【衆議院 同日】
きょうはありません。
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