【2020/8/20】【2020年新党】「枝野が代表としてふさわしい」岡田克也さんが先陣を切って枝野幸男初代代表を推す、実力者一番乗り、一回では政権交代できないとの考えも

[写真]枝野幸男さんと岡田克也さん、きょねん2019年12月、宮崎信行撮影。

岡田克也さんは、前日までに解党が決まった、立憲民主党と国民民主党の合流新党について、「私は合流新党に参加する」「枝野が代表にふさわしいいと思います」と語り、枝野幸男さんを初代代表に推すことを明言しました。2020年合併新党に参加を表明した議員のなかで、「枝野初代代表」に言及したのはこれがはじめて。一部で「民主党の再放送ドラマ」などとの批判がある中、枝野初代代表の流れをつくり、新党でも一定の影響力を維持したいとみられます。

岡田克也さんは、きょう、令和2年2020年8月20日(木)正午から、国会内で記者懇談会。15名の記者が集まりました。


[写真]記者懇談会に向かう前に首相官邸前で自撮りをする筆者・宮崎信行、2020年8月20日午前11時45分ごろ。

岡田さんは前日の国民民主党両院議員総会の決議で「解党」が入っておらず、玉木雄一郎代表が残るのではないかとの懸念を踏まえて、「可能な限り全員で(2020年新党)参加するのがこのましい。玉木さんが参加しないのは残念だ。全員に参加してほしい」としました。玉木さんに「イメージで説明する人なんで、具体的に説明してほしい」と東大法学部・官僚の後輩に対して翻意を求めました。岡田さんは「最近、玉木さんとは直接話していない」と明かしました。

前回衆院選後、岡田さんが言い出した「大きな塊」がキーワードになったことを記者から指摘されると、岡田さんは「長い道のりだった」と振り返り、「今だから話すが、連合の神津里季生会長に会い、早く戻さないと、民社党と社会党になってしまいますよと言った。もっと早く戻せると思ったがなかなかできなかった」とし2017年の前原誠司さんの誤った判断を否定しました。

福山哲郎さんが「150人規模」との見通しを示していることについては、岡田さん自身は分からないとしました。政権交代直前の水準に近づくとの観測について、岡田さんは「政権交代は私自身は1回では無理だと思っている。次の選挙で衆議院で130議席から150議席ほどになって、新しい党により政策を磨き、人を育てる時間が必要だ」と述べました。岡田さんは2016年に自らが「育てたい人材」と語った山尾志桜里さんの新党不参加については、質問が出ず、語りませんでした。

「50億円問題」については、「玉木さんは毎回違うことを言っているから、9月にならないと分からない」としました。岡田さんは自ら「先日、私が2004年から2005年に初めて民主党代表をやったときの番記者の集いがあったが、その際、党職員の経費の前払い金を返還させたことが話題になった。ほとんど税金ですから」と語り、ごく一部の国民民主党の職員の動きを牽制しました。

岡田さんは記者団に対して、最近、ガラケー(ガラパゴス携帯電話)からiPhone(アイフォーン)に替えたことも明かしました。国会議員は国外機関などのハッキング被害を懸念して、NTT関係が製造するガラケーにこだわっていました。最近は懸念が薄くなったので、アップル社のiPhoneにしたようです。

以上です。

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