[写真]岡田克也さん、6年前の2015年6月、衆議院第十六控室で、宮崎信行撮影。
どういうわけか、岡田克也さんの関する記事のページビューが激増。きょねん9月以降、「国会中継」テレビ入り予算委員会ではおいしい出番を得ていますが、ストレートニュースに出ないと、インターネットニュースメディアでは多少注目されるということでしょうか。
おとといの菅義偉首相の総裁選不出馬・退陣表明について、岡田さんはきのう、ユーチューブチャンネルなどで発言しました。
岡田さんは「可能性はあると思っていたので大きな驚きはありませんでした」「総裁選が始まる17日直前まで出馬の可能性を追求すると思っていたのでやや早かったとの印象」と長老ぶりを発揮。
岡田さんは政権再交代後には、非世襲議員の仲間である、菅義偉官房長官を評価することが多かったです。そのためか「菅総理もここで退くことに無念の気持ちも強いと思います」「本当にお疲れさまでした」と素直にたたえました。
もちろん、菅なき自民党には容赦なく手厳しく「新たな総裁選びがスタートしました」「公私混同が極まった安倍政権時代の反省と検証についても忘れてはなりません」「選挙の顔として有利な人を選びたいということだけで次期総裁を選んでしまうと、日本の衰退は決定的なものになりかねません」と、自らの28年前の自民党離党の最大の理由となった「お金儲けの巧さだけで勝者が決まる自民党総裁選」への不信感を示しました。
ところで、ユーチューブ岡田かつやチャンネルの動画の再生回数が少ないとの指摘がSNSでなされますが、チャンネル登録者数は国会議員700人中10位前後だそうです。自民党議員が足元をすくわれないようユーチューブ動画の配信をしていないので、たしかに、700議員中相対的10位の登録者数にはなることは不思議ではないような気がします。
前回衆院選後、立憲入党の時期はずれましたが、共同歩調をとってきた安住淳国対委員長もおととい国対担当記者ぶら下がりで「このまま、臨時国会を開かずに、何の権限もない総理大臣と内閣が1か月、ダラーと居座る。それで国会も機能停止となったら、もうほんとうに大災害でもなにかおきたら日本終わりますから」と財務大臣経験者とは思えない厳しい認識を示しました。そのうえで、今週、枝野幸男代表と相談して、コロナ関連の委員会だけ動かすなどの対抗策を練ることを明らかにしました。
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