第205回臨時国会は、令和3年2021年10月4日(月)に召集、第100代首相をめざし河野太郎・高市早苗・岸田文雄・野田聖子4氏で告示

【衆議院議院運営委員会理事会 きょう令和3年2021年9月17日(金)】
【参議院議院運営委員会理事会 同日】

加藤勝信・内閣官房長官が陪席し、第205回臨時国会を、令和3年2021年10月4日(月)に召集することを来週火曜日の閣議で決定したいと報告しました。いったん休憩。再開後に野党も受け入れてました。

権力の座から去ると決まっている、いわゆるレームダックの首相に臨時国会召集の閣議決定をする資格があるかと野党幹部から批判が出ていましたが、けっきょく、そのことに関する世論は皆無だったように思います。

会期幅は、4日昼の衆議院本会議などで採決し、過半数などで議決されます。第100代内閣総理大臣を指名。天皇陛下が任命後に、組閣し、所信表明演説、代表質問、予算委員会をやって解散になると思われます。但し、国会審議をしっかりやってしまった場合、第206回特別国会の会期を大幅にとっても、令和3年度第1次補正予算案を年内に成立させられないと思うんですが、新首相の判断はいかに。

【自民党総裁選 きょう】

3年に1度のフルスペックの総裁選。過去にも何度かありましたが、現職首相が再選を制限されていないのに、不出馬。一気に流動的となり、河野太郎さん、高市早苗さん、岸田文雄さん、野田聖子さんの4人が立候補しました。8年間の一強・派閥政治が流動化しました。

29日(水)に新総裁となり、10月4日(月)に第100代首相に就任します。

ずっと気になっていたのですが、岸田文雄さんという人はあまりにも口下手ですよね。私が新聞記者だったから気になる点では、初出で正式名称を言い、二度目から略称を言うのが日本語の常道ですが、岸田さんは初出から略称でしか固有名詞を口に出せない癖があるよう。各組織の上位中間意思決定者はスムーズに動け無さそう。日本人は陰湿ですから、中学校の国語で「筆者の文章の裏にある真意は何か」という陰湿さに輪をかけた義務教育がなされますが、経済・政治の各組織の幹部の言葉に裏付けがないことは多く見受けられます。たたき上げの菅義偉さんも「自助共助公助」と発言し、国会でその真意を問われると「まずは自分でやってみる」と説明し、そもそも真意がなかったことが分かりました。岸田さんもお金をかけて総裁選に出ていますので「聞き上手」のアピールで「話し下手」をカモフラージュしているようですが、世襲で後輩の河野さん、非世襲で政調会長としては先輩の高市さんに一日の長があるのは明白です。野田聖子さんも出馬しました。

野田聖子さんは前日夜に党本部幹事長室フロアで2分弱の会見。土壇場での出馬に成功しました。私は、これまで、「ポスト安倍の1番手は安倍で、2番手は菅だ」という他の政治ジャーナリストとは違う予想をしてきており、あたっているのは私だと思います。以前「アベマプライム」で、「野田聖子さんは独身時代、他の独身男性議員に対するキス魔で知られ、路面店の焼き鳥屋でも確認されている。ここ数回は、大臣や政策議連をしているが、党内で推薦人を増やす活動は見られない。総裁選は自民党内なので政策の違いはあまりないが、派閥の上から下への締め付けはきつい。でも、キス魔の過去がギリギリの踏ん張りにつながり、推薦人20人を集めることができ、選対がまとめって総裁に当選して日本最初の女性首相になる可能性がある」という趣旨の主張をしました。これに対して、番組ホストで、吉本新喜劇座長の小藪さんから「それは宮崎さんの腹の中にとどめておきましょう」と言われ、さらに「オンエア中かつカメラの死角」で、小藪さんから何度も顔を立てに振る同調圧力をかけられて、修羅場をくぐってきた私でもけっこうこわかったです。帰宅後にユーチューブで「小藪 同調圧力」と検索すると「バイキングで、ホストの坂上さんに同調圧力をかけられても屈しないゲストの小藪さんはご立派」という情報が出てきて、同調圧力うんぬんではなく、ホストになることが大事なのだと学びました。

全然仕事が来ないので、コンビニで日本雑誌協会加盟雑誌をいくつも買って研究しましたが、4ページほどの総裁選特集は、半数以上の雑誌で組んでいるようです。但し、「政治ジャーナリスト」「政治部デスク」が全員匿名ですが、何らかのインサイダーへの取材はなされた記事のようです。

そんな折、15年目に入った当ニュースサイトのMAU(月間アクティブユーザー数)が昨日、11・3万となりました。WAUが2・27万、DAUが1・27万。日本ツイッターが4500万なので、宮崎が450人いるとツイッターを抜く計算。もちろんツイッターは政治以外の投稿が大多数。これまでも提示してきた月間ページビュー数では15・6万を超えました。「2009年政権交代」、「2015年9月の戦争法・平和安全法制政局」、「きょねん9月の菅・枝野体制」、「ことし1月の都知事と尾身座長」の山の頂上をさらに超えた数字を、きのうまでに記録しました。15年目で過去最高の影響力を持って、総裁選・衆院選・参院選にのぞむことができるようになりました。

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