【横浜市会】【大野トモイ】野党的なのに任期中3回目の当初予算を「目を見張る予算だ」前年の「預けやすい横浜」から「こども中心」に目線変わり職員研修も、パワハラ市長には苦言

【横浜市会 先週金曜日(2026年2月24日)】

 新しい衆議院を見ていると息が詰まりますから、番外編として、横浜市会です。先週金曜日から令和8年度予算案の質疑が始まりました。

 このうち、国政野党・市政野党の無所属(元々は立憲民主党公認で当選)の大野知意(大野トモイ)さんは山中市長に対して「1年前の予算関連質疑で、預けやすいまちを掲げることへの強烈な違和感を示したことを市長ご記憶ですか」「こども施策はこどもを真ん中に進めて行くべきで、預かり事業は子育て支援策の一部に過ぎない」と1年前を振り返りました。

 そのうえで、2期目では3度目の当初予算について野党的な大野市議は「令和8年度予算案を拝見し、私は目を見張りました。預けやすいまちという大人目線のフレーズが消え、公園や図書館の整備、プレーパークやログハウスや居場所の拡充など、こどもの体験機会を創出し、こども自身の育ちを支える直接的な施策が目に見えて拡充されているからです。子供が権利の主体であるということが、予算額や事業展開の中で見える化されたものと心から歓迎します」と述べました。

 筆者が実際に、横浜市の予算を見ると「5カ年計画」の途中の年ながら、教育委員会事務局に回した分を除いても、こども青少年局の該当事業は前年比5%ほど増えており、「こどものウェルビーイング」の柱立てを1番前につくり、意欲ある職員が研修をうけることもできるようになりました。こどもの権利条約第4条の「こどもの意見表明権」は批准・発効していながら、国内実施法では、令和4年こども家庭庁設置法などでは「こどもの意見表明の機会の確保」という大人の義務に書き換えられてしまいました。政権交代ない政治で、どの過程で書き換わったかは不明。

 但し、大野さんは本会議質疑で、山中竹春市長のパワハラには苦言を呈しました。私もきょねんの市長選を配信で見ていたのですが、山中さんはマイク納めで「横浜市は広いです」「18区ありますが、選挙戦は14日間です」と恐ろしく無能な演説をしていましたが、2期目になりました。

 立憲民主党の「すべての人に居場所と出番を」の候補として、連合非推薦で初当選した大野さんですが、いじめで党を追われました。きょねん2期目となった山中竹春市長は、パワハラが報道され、窮地に陥っています。

 私はきょねんの参院選前に、記者会見で野田佳彦さんに「物価高対策」を問い、答えをもらった後「賃上げがなぜ入っていないか」と問うと、「当たり前だから言わなかった」と言われました。今回の衆院選直後に小川淳也・中道改革連合代表に、緊縮財政から積極財政に変えるのかと問うと「誤解しないでほしいは、私は積極財政派。借金なき積極財政派だ」と答えられました。中道改革連合や参議院立憲民主党の行く道は険しそうです。

 が、来年4月2日(金)告示・11日(日)に県議・政令市議が投開票の第21回統一地方選は、様相が異なります。地方自治体は、法人税の税率の上乗せや、地方債の起債、法定外目的税など自ら歳入を増やせる余地はほとんどありません。年30兆円の特例公債、20兆円の財政投融資、3兆円の外国為替特別会計の日米金利差の益がある国とは、全く違います。なので、立憲民主党が「借金なき積極財政」を唱えても、議席は詰みませる可能性はあるでしょう。地方議員は改選期にかかわらず、中道に合流する必要はないと考えます。都議選での潜入取材で、山東昭子元参議院議長や片山さつき現財務大臣から「先生」ともてはやされた新人候補(元区議会議長)も演説で「産休をとった23区初の議長だ」と自分のことしか言えず、誰に慮ったわけでもなかろうに地名が一つも出てこない演説しかできない阿呆が多いです。各種団体協議会の副会長兼区の会長も、全国的な「東京は儲かっている」との認識と違う、自分の会社はさほど景気が良いように思えない風情でした。責任ある積極「歳入」は衆参だけの話で、自治体は関係ありませんから、統一地方選での立憲民主党の議席増はあり得ると思います。

 私、宮崎は「4年に1回、街頭でビラをまかないと社会が見えなくなる恐怖感」から、大野さんを主体的に応援し選挙陣営という「大縄飛びの内側から」見た政治を語っています。大野さんは、前回8人区で8位当選。後がありません。もちろん、他人である私が、友人ましてや女性の大野さんのライフイベントの「逆算」をすることは、品を保つのが大変ですが、一つだけ言えるのは、2期目の4回ある当初予算の中で、3度目の予算を「私の提言を踏まえた、前年度を上回る目を見張る予算」といえる状況になって、選挙がやりやすいと大野議員の奮闘に感謝したいところです。願わくば「パワハラ市長の野党」の現職が8人中1人だといいのですが、ちょっとそれ以前に、パワハラ市長の雲行きは怪しくなりそう。相模原市同様のカルテット選挙(知事、県議、市長、政令市議の同日選)もあるかもしれません。

[写真]ビラの配布場所を確認する無所属の大野知意(大野トモイ)横浜市議と私、2022年。

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