参議院改革協議会発足し第1回で世耕弘成座長に、来年2022年7月10日ないし24日に投票の第26回参院選での抜本改正は間に合わず世界一複雑な選挙制度による有権者分断継続へ

[写真]世耕弘成さん、先月2021年4月、宮崎信行撮影。

先日の本会議で報告された「参議院改革協議会」の第1回会合が、きょう令和3年2021年5月26日(水)開かれ、世耕弘成・参議院自民党幹事長が座長につきました。

世耕さん本人がツイートしました。

立ち上がりが遅れたため、来年7月10日(日)や24日(日)などに投開票されると予想される、第26回参院選での抜本改革がなされないことは確実。改正公選法は周知期間が長くとる必要があります。

また参議院自民党が自民党本部に押し込んだ「憲法改正4項目の論点の一つ、参議院合区の見直し」について、永田町内外の世論にまったく関心を持たれない冷めた世論が浮き彫りになっています。

コロナと五輪を問われる菅義偉首相として初めて自公が信を問う、第49回衆院選が必ず先に開かれるため、第26回参院選は流動的になることが予想されます。また、国会法が定める参院選の実施期間をめぐって、2022年通常国会の会期末対応で与党の衆参の意見が割れることもあり、合法的な複雑さで有権者が分断される構図は続きそうですが、代議制民主正義は維持できる見通し。

 

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