【2020/7/15】総理不在で衆議院予算委員会、Go To キャンペーン本多平直「この時点で旅行に行く人を増やすのは止めてほしい」

[写真]総務省(左奥)と国土交通省(右手前)、きょねん2019年11月、皇居・半蔵門前から宮崎信行撮影。

【衆議院予算委員会 令和2年2020年7月15日(水)】

自民党国対初めての試みで、通常国会閉会後も水曜日が衆議院、木曜日が参議院の委員会で3時間コースの閉会中審査があります。当初からの働きかけで、今週は予算委員会。しかし、先週の与野党の攻防で、安倍晋三首相は出席せず、西村康稔担当相と橋本岳厚労副大臣の答弁となりました。

委員会はまず、新型コロナウイルス感染症及び令和2年7月豪雨で、亡くなった人、治療中・避難中の人、医療関係者・復旧従事者に対して、起立して黙とうをするなどしました。

次に、医療の尾身座長、経済の竹森俊平教授らに対して参考人出席のお礼。

質疑では立憲民主党の本多平直さんが「Go Toキャンペーンで1兆数千億円の予算がついているが、(赤羽国交相が発表した22日開始ではなく)この時点で旅行に行く人を増やすのはやめてほしい。観光業の人は困っているから、私は延期してしかるべきときに実施することには反対しない。しかし、今ではない」とただしました。

NHKニュースの枠でテレビ放送されました。

【参議院 同日】

あすは参議院予算委員会。

【閣議 きのう】

きのうの閣議で、検事総長に林真琴さんが就任することが決まりました。金曜日の官報に載ると思います。稲田伸夫検事総長は、河井夫妻の起訴を見届けて定年前に辞職して、林さんに譲るという、一部で言われていたシナリオになりました。西松・陸山会事件の途中から法務省官房長としてあらわれて7年以上「官房長ないし事務次官」として実権を握り続けた黒川弘務さんが事務総長にならなかったのはすくい。最高裁判所の人事でもこういうことはあったんでしょうが、報じられません。その他、通常国会が延長しなかった年にしてはやや遅めですが、各省庁でキャリア官僚たちの夏が報じられています。私も長年のつきあいのキャリア官僚が、その同期の局長就任が報じられており、局長の同期たちは、その友人も含めて、悲喜こもごも、というか、ちょと哀しいもんだね。

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