【6/14】与党参国対「土地規制」採決を提案し休憩、衆・本設定、立憲臨時常任幹事会で代表一任を決定

[写真]防衛省、東京都・新宿区「市谷地区」、おととし、筆者撮影。

あさってが会期末。

最終盤国会最大の対決法案「土地規制」は与党参国対が採決を提案して休憩。衆議院本会議が設定されていますが、立憲民主党は臨時の常任幹事会(自民党総務会に相当)で代表一任を決定しました。

【参議院内閣委員会 きょう令和3年2021年6月14日(月)】

野党は異例の「月曜日の参考人質疑」に応じて出席。今国会では「後期高齢者の自己負担2割法」でも野党は審議に応じています。

「重要施設周辺及び国境離島における土地等の利用状況の調査及び利用の規制に関する法律案」(204閣法62号)。

日本財団研究員は「10年前の北海道内の自治体のアンケート調査と与党・民主党のプロジェクトチームが契機になった」と語りました。私が言っている通り、行田邦子参議院議員(当時)が提唱した「日本版エクソン・フロリオ条項」が立法事実のようです。

一方、この法案を問題視してきた弁護士は「等が多いので、土地とその所有者だけではなく、基地反対運動行為者も対象になる」「外国資本の定義はなく、行為ではなく属性で罰する法律案になる」という趣旨の独自の主張を展開しました。

参考人質疑の後に、衆議院内閣委員会から議員立法が回ってきました。「宇宙資源の探査及び開発に関する事業活動促進法案」(204衆法37号)が議題となり、共反対、自公など賛成多数で可決すべきだと決まりました。会期末当日のあさって成立のはこび。

堂故茂委員長は、休憩を宣言。この後、きょう月曜日の採決を国対が提案。きょうからあすにかけて、与野党の対立が続きます。

【追記 18:20】休憩のまま散会しました。【追記終わり】

【再追記 19:05】散会に先立ち、野党は議長に、森屋宏内閣委員長解任決議案を提出しました。【再追記終わり】

【参議院政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 同日】

「郵便投票特例法案」(204衆法32号)が共のみ反対、自公立など賛成多数で可決すべきだと決まりました。附帯決議で「新型コロナウイルス感染症のための異例の措置であることに留意すること」とくぎをさしました。

【衆議院本会議 同日】
【衆議院議院運営委員会 同日】

月曜日ですが、午後1時に設定されました。とくに禁足(本会議場まで15分圏内に待機)はかかっていません。

【追記 18:50】衆議院本会議は開催されないまま午後6時台に流会しました。【追記終わり】

【衆議院沖縄及び北方問題に関する特別委員会 同日】

沖北相・外相の所信的あいさつに対する一般質疑がありました。選挙が近いので、「私の選挙区は第七艦隊まで数キロメートルだ」というような締まらない発言も目立ちました。

●市民連合と共産党

共産党ツイッターによると、市民連合から次期衆院選に関する政策協定の提案が出され、小池書記局長が受け取りました。

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