【8/18】衆・内閣委閉会中審査2時間で引退の富岡勉さん長崎大学感染症研究所の地元住民理解を求める、山崎摩耶さん9年ぶり復帰

[写真]きょうの国会議事堂、宮崎信行撮影。

【衆議院内閣委員会 令和3年2021年8月18日(水)】

閉会中審査2時間コースがありました。自民党は今期で引退する長崎1区・富岡勉さんが質問。「質問の機会をいただきありがとうございます」とし

「長崎大学BSL4感染症研究所への地元住民の理解を得たい」とし、長崎発のウイルス長期戦への備えに未来を託しました。公明党参議院国対委員長の秋野公造さんもよく長崎大学医学部に言及しており、かなり地域社会で尊敬されているようですから、自然と集まった優秀な人材が研究できる環境を整備してほしいところです。

きょうは与党枠は自民党だけで、公明党は質問しませんでした。

立憲民主党は、ことし「6人クビとり議員」としてブレークし先日オンライン後援会事務所(選挙事務所)も済ませた、森山浩行さんらが論功行賞もあってか登板。

国民民主党は、繰り上げ当選して、9年ぶりに国政復帰した山崎摩耶(山崎まや)さんが質問。小政党のやさしさですが、「このたび繰り上げ当選しました。医療専門職としてコロナ対策にあたっていきます」と任期切れには言及せず、大臣らの姿勢を正しました。

日本看護協会は2010年の参院選で、民主党と自民党に分裂しましたが、今回与野党に議員がいる状態になりました。同じパターンだった日本歯科医師会は逆に現在は与野党とも議員を失っています。

9年前は同僚議員が400名いた山崎議員は、衆議院本会議場近くで先輩議員を探して「先生、夕べの会合に呼んでいただきありがとうございました」とあいさつする大変正直な政治家でしたが、まあ9年間浪人に耐えられるのであれば、いろいろなスタイルはあるんだろうと思います。

【あすの予定】

参議院内閣委員会の閉会中審査はあす8/19木曜日午前10時から2時間コース。立憲の杉尾秀哉さん(来夏改選)が「コロナのラムダ株が羽田で判明した女性はオリンピック関係者か」などと切り込む予定。

【きょうの与野党国対委員長会談】

8月25日(水)衆議院厚生労働委員会閉会中審査、8月26日(木)参議院厚生労働委員会閉会中審査が決まりました。

安住淳国対委員長は任期満了後の投票日を批判し、森山裕委員長は「憲政の常道という考え方はある」とし、スガ政権のキングメーカーとして菅義偉さんへの配慮を見せました。党三役として選んでもらったのに総裁選先行に前のめりになる下村博文政調会長(細田派)とは人間性が違うと感じました。

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