三重県知事選挙中なのに、あまり身動きがとれないなか、立憲民主党常任顧問の岡田克也さんはこの「コロナお盆」をどう過ごしたのでしょうか。
ソーシャルディスタンスを確保するために、青空座談会を開催。全国的に公園で開催している総支部が多いようですが、さすが岡田総支部で、空き地や駐車場を確保。事前に総支部スタッフ(国会議員私設秘書)が日時をポスティングする準備の良さとなっています。
そうはいっても自由参加ですので、猛暑で、お盆で、コロナ禍で、豪雨で、と条件が揃うと参加者を減り気味。事前にアナウンスした以上行かねばならぬと岡田さんが会場を訪れたところ、意外にも一人高齢女性が。「あなたのお父さんには会ったことがあるけど、岡田さんに会ったことがなかったので、話を聞いてみたかった」という女性に、マイクを使わず、肉声で話しかけました。しばらくするとその気配を感じた、近隣の方々が出てきて、なんと10人の曇天座談会。10人とも意見を発言したそうです。あたかも民主主義の学校という風情だったようです。
岡田さんは当選10回。当選2回生から、野党の若手のまとめ役をし、4回生から政調会長・幹事長・代表を続けてきた岡田さん。これだけ地元に張り付くのは久しぶり。毎回変わる自民党候補はかつての全国最年少町長でありながら僅差の逆転で退任した、石原正敬・元菰野町長49歳。三重県三重郡菰野町はもともと、岡田さんのお母さんの実家があるところです。そして、石原さんの2連ポスターは田村憲久厚生労働大臣(三重1区)。これが今後どう効果を発揮するかは、3区内では、超党派で興味を持たれているようです。
東海地方で若手首長が多い背景には、伊勢湾台風でリーダーの違いで全員生還した村とそうでない村が混在していたからだとされています。そのとき民間人・岡田父が2000枚貢献した毛布をいまだに持っている人もいるとされ候補者も有権者も心の若さを問われる選挙になりそうです。
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