高市早苗「女性初第百代首相」有力か、民主政治報道の砦「横田一・宮崎信行コンビ」が追及、談合記者クラブの妨害で質問できなかった総裁選出馬会見で「森友再調査せず」岸田文雄同様に逃げる

[写真]日本初の女性首相へ大きく前進した、高市早苗・自民党元政務調査会長、きょう2021年9月8日、宮崎信行撮影。

高市早苗さんが正式に自民党総裁選(17日告示29日投票・決選)に名乗りを上げました。文藝春秋では「サナエノミクスはおこがましいので、ニュー・アベノミクス」としていましたが、きょうは「アベ」を封印。現職首相退陣を受けて、持論を思う存分展開。討論会も予想されていますので、第百代日本初の女性首相に大きく前進しました。

高市さんは「新型コロナウイルスについては、サプライチェーン全体に及んでいる」とし「経営基盤を支持する大胆な財政支援を急ぐ」と強調。サナエノミクスは「日本経済強靱化計画。三本の矢は、金融緩和、緊急時の財政支出、危機管理投資だ。物価安定目標2パーセントを達成するためまで、プライマリーバランスを凍結する」と語りました。

高市さんは過去30年の発言が蒸し返される状況に「わりと素直な方なので同僚の意見は聞いてきた」とし、変化していると強調。選択的夫婦別姓は自民党が公約にしていないので推進しないが、総務省所管で通称使用の運用改善を徹底してきたと強調しました。

筆者は新しく導入したモバイルパソコンを携えて出席。かなりテキストをとれたので、今後活用します。先着順で2番目に入室したのに、談合記者クラブの妨害で質問できませんでした。

しかし、岸田文雄さんが、安倍さんからツッコミが入って腰折れした「森友再調査」は高市さんもしないことにしました。前日、立憲の枝野幸男代表は、枝野内閣の初閣議で、森加計桜調査チームを発足させると公約を打ち出しています。今後、河野太郎さんも出馬表明するとみられ、しばらくは空中戦となりそうです。

宮崎は、「ポスト安倍は安倍、次は菅」と語り、的中。今回は高市首相が有力だとみています。テレビ出演は2年途絶えていますが。

ところで高市さんだけ登場し応援議員はなし。高市さんが質問者を指名すると聞いていたのに、マイクを持ったNHK記者が突然始めました。私は先着順2人目で会見場に入ったのに。談合記者クラブの妨害で質問できなかった横田一さんの問いには、私も加勢し、答えてもらうことができました。以下がその顛末の動画です。

高市早苗を横田一・宮崎信行が追及、総裁選出馬会見で「森友再調査せず」岸田文雄同様に逃げる 20210908 宮崎信行撮影 

横田一・宮崎信行コンビは、最後の2人になっても、民主政治報道を続けます。

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