オリ前の閉会中審査の日程決まる、あす6月24日「赤木ファイル」財金理事懇、再来週7月7・8日「コロナ」厚生労働委、7月14・15日「オリ」内閣委

[写真]財務省、きょねん2020年6月、宮崎信行撮影。

閉会から一週間たち、オリンピック開会式前の国会に閉会中審査日程が決まりました。

あす6月24日(木)は「赤木ファイル」について、衆議院財務金融委員会理事懇談会と、参議院財政金融委員会理事懇談会。

都議選(6月25日から7月4日まで)を挟んで、

再来週7月7日(水)と8日(木)に「コロナ」で衆議院厚生労働委員会と参議院厚生労働委員会。

その次の7月14日(水)と15日(木)に「オリンピック準備」で衆議院内閣委員会と参議院内閣委員会。

とここまで決まりました。なお、参議院の日程は正式にはあす以降の国対委員長会談で決まるでしょう。

「赤木ファイル」はきょう2021年6月23日(水)の大阪地裁の口頭弁論の準備書面として提出され、準備書面が赤木さんの奥さんに届いたきのうからきょうにわたって大きく報じられました。しかし、安住淳国対委員長は「私もまだ見ていない」とし、あすの理事懇で財務省から初めて国会に開示されることになります。

赤木ファイルでは、佐川宣寿・財務省理財局長が決裁済みの公文書の修正、おもに、安倍さんらの名前が入った項目の全削除などが中心で、佐川答弁をよく読んでつじつまをあわせるよう求められたと赤木さんが書いていました。赤木ファイルには、福島伸享前衆議院議員に「近畿財務局で文書を探している」と本省がうそをついていたことが明確になる赤木さん宛のメールも含まれていました。一方、森友学園に国有地を売却して値下げした理由は、赤木さんの担当ではありませんから含まれていませんでした。

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