【安倍晋三】名誉最高顧問が「アンダーコントロール安倍」が東京五輪開会式を欠席、無責任のそしりを免れない

[写真]安倍晋三前首相、先月2021年6月30日、宮崎信行撮影。

安倍派発足に向けて距離をとったのでしょうが、天皇陛下がご出席を決めたのに、無責任のそしりを免れません。

報道によると、安倍前首相は、あさっての東京オリンピック開会式を欠席することを決めました。

組織委ホームページによると、安倍さんは「顧問会議」トップの「名誉最高顧問」を1名だけつとめており、最高顧問の菅首相・大島議長・山東議長の3名よりも1段、格の高い位置に名があります。

自民党最大派閥の「清和研」を、細田博之会長の高齢などに伴う衆議院議員活動の端境期を見通して、安倍派に衣替えしようとするお思惑が噂され、今月の都議選でも、菅首相に代わって応援演説をこなしました。勝率は低かったようですが、忠誠心の強い議員に対して目をかける親分肌を持つエピソードに後々発展する可能性もあります。

アベノミクス3本の矢「成長戦略」として、当時の会長の人の「首相、福島はどうか」との質問に「アンダーコントロール」と答えた前首相。天皇陛下がご出席なさるのに、安倍さんが欠席するのは、逃げ足が速い無責任のそしりだとの批判を受けそうです。安倍さんは兄貴分の松岡元農相のこともなかったことにしているように見受けられます。

安倍さんの政策担当秘書をつとめた初村滝一郎さんも、官邸の中に入ったことが少なく、鬼のいない議員会館の留守番だったのに、パイプを誇示して、長崎1区の支部長に就任(現職は国民の1期・西岡秀子さん)。

新・安倍派の資金を誰がつくっているかの動向にも注目したいところです。

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