菅義偉首相、今月で退陣へ、国民不在の自民党内政局、新首相の下での臨時国会・総選挙は任期満了越えか

[写真]菅首相、2020年9月2日、宮崎信行撮影。

菅義偉首相・自民党総裁は、さきほど1時間前、自民党本部内の役員会で自民党総裁選に出馬しないと表明しました。「新型コロナ対策に専念にしたい」ため。

きょう令和3年2021年9月3日(金)の臨時役員会は、人事刷新の一任を取り付けるためのものでしたが、外堀が埋められ、人事の引き受け手がいなくなったようです。立候補できなくなった自民党総裁は河野洋平さん、谷垣貞一さんらがおりますが、野党時代の話で、与党時代では、福田赴夫首相、鈴木善幸首相以来となります。

これにより、次期首相は、総裁選に立候補している岸田文雄元外相を中心に決まりますが、岸田さんは非常に話すが下手な人なので、今後名乗りを上げた人が総裁になるかもしれません。非常に流動的です。

立憲民主党の枝野幸男代表は午後12時半からぶら下がり記者会見し「自民党に政権を運営する資格はない」と話しました。

また9月17日告示29日投開票のため、新首相を指名する臨時国会はそれ以降となり、10月20日までの任期満了をはみ出た衆院選になる公算も高まりました。自民党全体の責任を問われることになりそうです。

なお当ニュースサイトは今週、きのう2日の細田派例会が開かれないことをスクープしており、自民党派閥ネタでは珍しい当ニュースサイトのスクープとなりました。

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