女性アスリート性的画像で、「名誉毀損」「著作権法違反」など「別件」逮捕相次ぐ、田中理恵・組織委理事らが問題視

[写真]国立競技場、きょねん、宮崎信行撮影。

東京オリンピック組織委員会の田中理恵理事らが対応を求めて日本オリンピック委員会が対策を練っている「女性アスリート性的画像」問題で今週は「別件」での逮捕が相次いでいます。

朝日新聞等によると、千葉県警は、おととい21日、女子バレーボール選手の8分間の動画を販売サイトにあげて不特定多数が閲覧できる状態にしていたことを、「刑法の名誉毀損だ」として、同県内の男を逮捕しました。

また日経新聞等によると警視庁はきのうまでに、女子水泳選手(小・中学生と成人)の画像を阿ドルサイトにあげたことで、テレビ局に対する著作権法違反だとして、大阪府内のサイト運営男を逮捕しました。

ともに、「盗撮」ではなく、それ自体は公式競技会場での公式ユニフォーム姿の映像・画像だと思われます。

日本では、田中理恵理事が女子体操選手として2012年ロンドン・オリンピック出場時以前から、開脚の際に報道カメラのシャッター音が集中したり、事後に雑誌で袋とじ特集が載ったりすることに不快感を抱いていたと、きょねん頃から問題視する発言をし、国外ではドイツなどの現役選手が暗に抗議した集団行動をするなどして関心が集まっています。

しかし、公式会場でのユニフォーム姿の画像を、議員立法などの新法・改正法で罰則化することには慎重な声が、半数以上に思われます。まずは、各種競技の日本団体の対応が求められます。

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